打ち立てる!俺らの「KINJITO」

【KINJITO/UVERworld】ライブ定番の変態曲に大注目!歌詞の意味を考察&ギターコードありの画像

とにかく目まぐるしい展開に思わず息を呑む1曲、UVERworldの「KINJITO」。

ヴォーカルのTAKUYA∞も、ライブで1曲目にやりたい変態曲」だと語るこの楽曲を今回は紹介します。

「KINJITO」は2011年12月14日に、同じく表題曲の「BABY BORN & GO」との両A面シングルとしてリリースされました。

PVの内容も、2曲続けてのものになっています。

まさに「俺らの金字塔を打ち立ててやる!」と言わんばかりの溢れる勢いを、まずはPVで体感してみてください!

楽曲解説

ドラムロールに合わせて繰り広げられる、楽器隊のジャムセッションを思わせる冒頭部分。

そこから打って変わって、タッピング奏法を用いたクールなアコースティックギターの演奏が始まります。

後を追うように乗っかってくるライトなドラムもカッコイイですね。

そしてなんと言っても注目して頂きたいのが、続いての部分で聴けるAsamiのゲストコーラス。

ソウルやR&Bを彷彿とさせるAsamiのコーラスとの絶妙な相性は、ロックとヒップホップの要素を併せ持つTAKUYA∞だからこそ体現できるものでしょう!

2人の絡み合うヴォーカルワークに、リズミカルなヘビーサウンドが花を添えます。

追うのも一苦労というような目まぐるしい展開を経て、サビで聴けるのは突き抜けるようなメロディ。

このメロディアスさも、UVERworldの持ち味ですよね!

そして後半部分で登場する楽器隊のソロ回しも、ファンにはたまらない内容となっています!

この曲、まさに金字塔を打ち立てるような勢いです。

Asamiって?

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ゲストコーラスで参加しているAsamiってどういう人?と思った方もいるのではないでしょうか。

90年代、一世を風靡したヴォーカリストなんですよ!

バラエティ番組『ASAYAN』のオーディションに合格し、音楽ユニット・dosのメンバーとしてデビュー。1998年に小室哲哉と音楽ユニット・TRUE KiSS DESTiNATiONを結成、後に結婚し、離婚した。その後は一時芸能活動を休止していたが、2005年にソロで復帰を果たした。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Asami

若い人は馴染みが薄いかもしれませんが、90年代は「小室ファミリー」と呼ばれる、小室哲哉プロデュースのアーティストが大活躍した時代でした!

その時代の一部を担っていたdosの元メンバーだったんです。

まさに世代を越えたコラボレーション!豪華ですね!

7thアルバム「THE ONE」にも!

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「KINJITO」は2012年11月28日にリリースされた7thアルバム「THE ONE」にも収録されています。

収録されているのはシングルとはまた違う、ライブで演奏されるアレンジに変更されたバージョンになっています。

もちろん両A面シングルとして、同時にリリースされた「BABY BORN & GO」も収録されていますよ!

「どうせなら他のもいっぱい聴きたい!」という欲張りさんは是非!

「KINJITO」の歌詞を考察!ギターコードも

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ここからは「KINJITO」の歌詞を見ていきましょう。

ギターコードも合わせて載せていますので、参考にしてみてください!

世界へ向けて

G#m
 1,2
G#m
 Glad hand 1,2 now
Emaj7
 疑うことなく バウンス 金字塔
F#          G#m
 諦めるわけない 信じ 続けた俺らの桃源郷
G#m
 from Japan 発信地は東京
Emaj7          F#
 黄金郷ならジパングを妄想 かどうか新時代を想像
G#m
 未来はそう 俺らが創造

出典: KINJITO/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld

まさに「俺たちが金字塔を打ち立ててやる」というような内容から始まる歌い出し部分。

滋賀県出身の彼らですが、「発信地は東京」と言っているあたりは、世界へ向けての野望を感じさせますね。

「妄想かどうか見てろよ」と言うような、挑発的な内容もUVERworldらしいです。

テクニカルなギターから始まるので一見難しく聴こえますが、コード進行はシンプル。

コードチェンジも丁度一小節毎なので簡単に演奏できるでしょう。