思いの詰まった初のベストアルバム
モノノフなら持っておきたいベストアルバムは、ファンの投票でつくり上げた3枚組。
ワゴン車で各地を回り、手売り営業をしたという思いの詰まった1stシングル「ももいろパンチ」が収録されています。
初回限定盤(モノノフパック)に、2018年5人メンバーでのラストコンサートが収録されていることも話題です。
有安杏香ファンには伝説的な映像といえるでしょう。
初回限定とはいえ継続して販売されているのでご安心ください。
桃も十、番茶も出花とは
デビューから10年を過ぎた彼女たちの今を表すタイトルです。
元は鬼も十八、番茶も出花という諺です。
鬼も十八になれば美しく見え番茶でも入れたては美味しいという意味を持っています。
彼女たちも結成から十年が経ち、相応に綺麗になったという謙遜の意味を含んでいるのです。
6位:白金の夜明け
テーマは寝てみる夢
「白金の夜明け」は「AMARANTHUS 」と同時発売されたアルバムです。
寝ている時に見る夢がテーマとなっており、ファンタジー感あふれる曲が中心となっています。
KISSとのコラボで世界的アイドルに
収録されている曲の「夢の浮世に咲いてみな」は、KISSとのコラボで一躍有名になった曲です。
KISSが他のアーティストとコラボすることは、これまでにありませんでした。
この曲で、ももいろクローバーZの名は世界中に知れ渡ることになったのです。
5位: AMARANTHUS
テーマは起きてみる夢
6位のアルバム「白金の夜明け」と同時リリースであり、対となるアルバムです。
ももいろクローバーZのメンバー本人が死や恋愛について話し合いをしてつくり上げたリアルさが特徴となっています。
AMARANTHUSは死者の日のおこし
タイトルの“アマランサス”とは穀物の一種で、メキシコの祝祭「死者の日」に、ガイコツの形をしたおこしを作る際に使われる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/AMARANTHUS
短い人生観を曲の中に詰め込み、誕生から死へと歩んでいく人生を表現しています。
死を歌い上げているのは、12曲目にあたる「Guns N’Diamond」です。
アルバムを通して描かれる生から死への人生観はまるで壮大なドラマのような印象を受けるのではないでしょうか。