『さぁ、ショータイムだ

誰が戻ってきたと思う?

まだ知らないの?

俺たちが登場すればすぐに分かるだろう

金のギラギラしたネックレスに

良質なミンクのコート

イングルウッドの最高級の靴もはいて

見とれ過ぎると怪我するぞ

熱い赤色でさえも青色に変えてしまうって知られてるんだ』

「俺たちのことを知らない人はいない」という自信に満ち溢れている歌詞です。

高級ブランドの服や靴を身にまとい、自慢げに堂々と歩く彼ら。

自分たちが注目の的であることに誇りを持っているのですね。

まさに「まぶしくて見えない」という表現がピッタリ。

そして、「赤色を青色に変える」とは何を意味しているのでしょうか。

絵の具などで色を作る時、何色かを組み合わせて作ることができます。

しかし、3原色である「青」は混色でつくることができません。

本来なら作るのが不可能な色を作り出す。

不可能を可能にし、彼が作るその魔法のような空間に人々を招く

自分にできないことは何もないのだと言っているのです。

好きな事を好きな時にする自由奔放な主人公。

そんな彼だからこそ、自分の生き方に自信が持てるのでしょう。

そして周りにいる人々も彼の魅力に惹かれ、目を離すことができないのです。 

彼が持つ魅力の秘訣とは...?

自信を持って大胆に

I'm a dangerous man with some money in my pocket
So many pretty girls around me and they waking up the rocket
Why you mad, fix ya face, ain't my fault y'all be jocking

出典: 24K Magic/作詞:Bruno Mars, Phillip Lawrence, Christopher Brody Brown 作曲:Shampoo Press & Curl, The Stereotypes, Emile Haynie, Jeff Bhasker

『俺はポケットに札束を入れる危ない男だ

いつも可愛い女の子たちに囲まれてる

そんなに機嫌を損ねた顔をするなよ

俺のせいじゃないだろ?』

小さいことは気にせず、大胆に生きている姿がうかがえます。

そしてルックスも抜群でお金はあり余るほどある彼を、女の子たちは放っておきません。

その子たちは不機嫌そうな顔をしているようです。

なぜでしょうか?

彼は「その原因は自分ではない」と断言しています。

そう、彼には自信があるのです。

「俺は周りの子たちを幸せにしている」。

「俺が、彼女たちを怒らせたり悲しませるはずがない」という自信が。

そんな自分の行動と考え方に誇りを持つ姿が、より彼を魅力的にしているのです。

誰にも超えられない無敵の存在

生まれ持った才能

I gotta show 'em how a pimp get it in
First, take your sip, do your dip
Spend your money like money ain't shit
We too fresh
Got to blame in on Jesus
Hashtag blessed, they ain't ready for me

出典: 24K Magic/作詞:Bruno Mars, Phillip Lawrence, Christopher Brody Brown 作曲:Shampoo Press & Curl, The Stereotypes, Emile Haynie, Jeff Bhasker

『俺がどうやっていい女を捕まえてるのか教えてやる

お酒を飲ませて溺れさせるんだ

そして、お金なんか何でもないかのように使いまくる

超生き生きしてるだろ

嫌なことは神様のせいにしてしまえばいい

ハッシュタグ、才能

誰にも俺を倒せる人はいないだろ?』

自分は女性の扱い方を良く知っている。

アプローチするのが難しいと思われる魅力的な女性たちも、自分の手にかかれば簡単に手に入る。

そんな自信満々な主人公の様子がよく表れています。

そして、それは自分の生まれ持った才能なのだと言い切る彼。

富と名誉そして人生でやりたいことをする自由までも手にいれているのです。

人それぞれ、何を「幸福」として捉えているのかは異なるでしょう。

ある人にとっては、毎日の楽しさや嬉しさが積み重なったものかもしれません。

または、愛する人に愛されることかもしれません。

それでは曲の主人公にとっての幸せとは何でしょうか。

彼にとっての幸福とは「自分が生きたいように生きること」のように感じます。

自分の気持ちを抑えずに、本心で行動する。

そんな自分の心に正直に生きる彼のことを、誰も超えることはできないのです。

「いまここ」に生きる

遊び人な自分も好き

everywhere I go they be like
Ooh, so player

出典: 24K Magic/作詞:Bruno Mars, Phillip Lawrence, Christopher Brody Brown 作曲:Shampoo Press & Curl, The Stereotypes, Emile Haynie, Jeff Bhasker

『どこに行っても俺はこう言われる

超が付くほどの遊び人だってさ』

欲しいものを手に入れ、女の子にも困ることもない主人公。

遊びたくなってしまう気持ちも分かります。

目先のことはあまり気にせず、今したいと思うことをただひたすらする。

自分の感情を抑えずに、やりたいことをやりたい時にする

「遊びたい」から「遊ぶ」のです。

そんな彼に憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。