高校サッカー選手権応援歌「それぞれの明日へ」
家入レオの「それぞれの明日へ」は、2016年に行われた第95回全国高校サッカー選手権大会の応援歌として制作された楽曲です。
作詞は家入レオさんが担当し、作曲は多保孝一、編曲は本間昭光が行いました。
サビの「例え 今泣き叫んでも 夢を描いて それぞれの未来へ 羽ばたいて行け」という歌詞を、耳にしたことはありませんか?
家入レオの「それぞれの明日へ」に対する思い入れ
家入レオは「それぞれの明日へ」に対して、こうコメントしています。
「やはり選手達には、『やりきってほしい』という気持ちがすごくありました。自分自身毎日同じことの繰り返しのようで、実はその積み重ねが、今後大事な時に自分に返ってくると思っているので、自分を信じて、ひたすらもがいて、前に向かって歩いていってほしいという気持ちで作りました。」
家入レオは作詞に当たり、全国高校サッカー選手権大会関係者の話を前もってじっくりと聞いたそうです。その話を聞く中で、
「自分と向き合ってほしい」
「そこで挫折するのではなく、今は辛いかもしれないけど、この先に世界が自分のことを待っているんだと、この歌を通じて少しでも感じてほしい」
と強く感じて、歌詞を書き下ろしたのだとか。
こうしたコメントを読むと、家入レオのサッカー部員たちに対する熱い想いが伝わってきますね。
収録アルバムは『5th Anniversary Best』
「それぞれの明日へ」は当初、2016年11月29日から配信限定でリリースされていた楽曲でした。
その後、2017年2月15日に発売されたデビュー5周年記念アルバム、『5th Anniversary Best』に初収録されました。
『5th Anniversary Best』は、17歳現役高校生シンガー時代のデビューシングル「サブリナ」から2017年までの全シングル12曲がすべて入っています。
さらに、「僕たちの未来」や「君がくれた夏」、「Silly」「太陽の女神」、「Message」、「Shine」など大ヒットドラマの主題歌6曲も収録。
初回限定盤A(CD18曲+DVD:LIVE映像、5,292円)、初回限定盤B(CD18曲+DVD:MV集、4,212円)、通常盤(CD17曲、3,132円)の3形態で発売中です。
「それぞれの明日へ」のMVも大好評!
高校生とコラボした、こちらのMVも話題になりました。
家入レオの公式YouTube上で、2016年12月に公開されたものです。
前シングル「僕たちの未来」のMVと同様、坂本あゆみ監督が手掛けた作品になります。
今頑張っている学生や若者はもちろん、どんな世代の人が聴いても「前を向いて歩いていく希望につなげて欲しい」という想いで制作されたそうですよ。
舞台は千葉県内の高校で、在校生徒達も参加しています。動画に寄せられたコメントを見ると、
「高校野球のテーマソングより好き」
「いつも元気もらってる〜!…これから毎日頑張れそうです!」
「何度も救われています。」
など、この歌に感激する人続出。
吹奏楽部の生徒とのコラボにも注目!
美術部の生徒たちが制作してくれた木のオブジェとともに、猛練習を重ねた吹奏楽部の生徒たちと家入レオのコラボにも注目!
高校生の完成度の高い演奏や、懸命に演奏する姿にも感動ですよ。
撮影終盤には、前日から話題となっていたスーパームーンまでもが登場して、思わず息を呑むような幻想的なシーンとなりました。
「それぞれの明日へ」の歌詞をチェック!
それではさっそく、「それぞれの明日へ」の歌詞をチェックしてみましょう。
例え 今泣き叫んでも
例え 今泣き叫んでも 夢を描いて
それぞれの未来へ 羽ばたいて行け
かけがえのない 永遠の1ページを
そっと 映した背中
振り向く時ひとつぶの汗
頬をつたい キラリと光る
白いため息 静かなグラウンドで
ひとりフェンスにもたれ
「下手くそだなぁ」、「向いてないなぁ」
弱気な君もいたね
出典: https://kashiviral.com/%E5%AE%B6%E5%85%A5%E3%83%AC%E3%82%AA-%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%9E%E3%82%8C%E3%81%AE%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%B8/
「例え 今泣き叫んでも」と、胸に響くフレーズから「それぞれの明日へ」は始まります。
全国高校サッカー選手権大会を目指していても、すべての学校が大会に出られるわけではありません。
予選落ちしたり、選手に選ばれなかったり、いろいろな場面で泣き叫ぶほどつらい経験をした人が大勢います。
「下手くそだなぁ」、「向いてないなぁ」と落ち込んだ人も多いでしょう。
そんな人に対して、家入レオは前向きになってこの辛い気持ちを乗り越えてほしいというメッセージを送っているのです。