ライブの開演は18時。時間は1時間遡って17時に。

1時間前にして、まだ会場に着いていない蒼山。

会場のメンバーに急いで向かっていることを伝える電話のシーンからMVは始まります。

そこから降りかかるアクシデントの数々。

蒼山は、これでもかというぐらいの足止めを食らってしまいます。

しかしそれも巡り合わせ。

悪いことも良いことに繋がっていくような展開が描かれます。

物事はその人の捉え方次第。

そんなことを感じさせられる内容の映像になっていましたね。

ただ、ライブ直前に照明が落ちて来るのはどうしようもない気がします!(笑)

歌詞の意味を解釈!

さて、ここからはいよいよ歌詞を解釈していきます。

リズミカルな語呂を重視した内容ですが、しっかりと意味も込められていますよ。

きっと前向きに生きていくためのヒントが隠されていることでしょう!

変化を欲する心

ドラマチックを見せて
心は花吹雪
行き場のない想いが吹く

出典: DESTINY/作詞:Sachiko Aoyama 作曲:Mizuki Masuda、Sachiko Aoyama

ゲームが面白いと感じるのは状況が劇的に変化していくからです。

それに比べて波風の立たない日常は退屈なものですね。

人は安定を欲しているように見えて、変化を求めているもの。

ここで描かれるのは、誰しもが抱く変化を欲する心ではないでしょうか。

苦労を買って出るのは何故?

息つく暇もない
戦いだとしても
やめられないその訳はなぜ 教えて

出典: DESTINY/作詞:Sachiko Aoyama 作曲:Mizuki Masuda、Sachiko Aoyama

事を成し遂げようと思うと、どんなことだって苦労は付き物です。

しかし自分からわざわざ苦労をしたいなんて人はなかなか居ません。

それなのに大変なことを買って出る人が居るのは何故でしょう?

その問いに対するねごとなりの答えがサビで展開されます!

わからないから楽しい

それはデスティニー
誘うシンパシー
なぜにライフゴーズオン
果てなく険しい旅
デスティニー
触れてシンパシー
どうかセットミーフリー
このまま僕を連れてって

出典: DESTINY/作詞:Sachiko Aoyama 作曲:Mizuki Masuda、Sachiko Aoyama

その答えは「運命だから」というもの。

どんなに大変な道でも挑戦しようとするのは、そこに感じるものがあるからです。

不確かなのに惹かれるというのは確かに運命だといえますね。

そして、セットミーフリーとは「好きにして」という意味。

それをやってどうなるかわからない以上、結果は風まかせです。

どう転ぶかわからない状況を楽しんでいる。

そんな様子が描かれていますね。

強く生きていける心が欲しい

時々永遠が通り過ぎてくよ
答えはないとわかってるのに
ああ 神様 つまずき
夢にはぐれても
ただ美しく生きてゆけたら

出典: DESTINY/作詞:Sachiko Aoyama 作曲:Mizuki Masuda、Sachiko Aoyama

正解がないからこそ人生は面白いもの。

しかし、「こうしておけば大丈夫」のような導きが欲しくなるときがあります。

失敗したり夢に破れてしまったときというのは、例えどうしようもなくても落ち込んでしまうもの。

そんなときに状況を受け入れられるような強い心があれば、失敗を恐れずに突き進めるはず。

神様にその心をお願いするという、ちょっぴり弱い一面が垣間見えるシーンですね。

人生捨てたもんじゃない