運命の不思議を歌った1曲「DESTINY」

【DESTINY/ねごと】歌詞の意味を解釈!険しい道もいつかは喜びにつながる?運命の不思議とは!の画像

今回紹介するのは千葉県出身の女性4人組バンドねごとの「DESTINY」。

2015年6月3日にリリースされた、彼女たちの9枚目のシングルです。

テーマになっているのは、タイトルにもなっている「DESTINY」=「運命」です。

女性が歌っている楽曲で運命と言われるとなんとなく恋愛を想像してしまいますね。

しかしこの曲に込められているのは、人生で起こるあらゆる出来事を指しての運命。

人生には予想外の出来事が付き物です。

次の瞬間にどうなっているかなんて、誰にも想像出来ないもの。

その様子を「運命の不思議」と表現するヴォーカル、蒼山幸子。

この曲には「そんな運命の不思議を楽しんで歩いていけたら最高!」という想いが込められているといいます。

底抜けに前向きなこの曲からは、ねごとがどうやってここまで歩いてきたのかも垣間見えるのではないでしょうか。

「銀魂°」のエンディングテーマに!

【DESTINY/ねごと】歌詞の意味を解釈!険しい道もいつかは喜びにつながる?運命の不思議とは!の画像

もはや国民的人気アニメとも言える「銀魂°」。

「DESTINY」はそんな「銀魂°」のエンディングテーマに選ばれた1曲です。

楽曲のハッピーな雰囲気がアニメの内容ともばっちりマッチしていますね!

アニメ仕様のジャケットも

【DESTINY/ねごと】歌詞の意味を解釈!険しい道もいつかは喜びにつながる?運命の不思議とは!の画像

「DESTINY」の期間生産限定盤はなんとアニメ仕様。

アニメのキャラクター、銀さんと神楽が描かれたジャケットになっています。

アニメからこの曲を知った方にこのジャケットは喜ばれたことでしょうね。

そして「DESTINY」のCMのナレーションは神楽役の釘宮理恵さんが担当。

このことにより、ねごとファンだけではなくアニメのファンからも注目を集めた1曲となったのでした!

「DESTINY」から垣間見るねごとの音楽センス

ジャンルにこだわらない音楽がやりたいという理由から付けられたねごとというバンド名。

その名に違わず、ねごとの4人はそれぞれが様々な音楽や楽器に精通しています。

それも相まってでしょうか、楽曲のセンスは抜群。

いろんなジャンルの要素が彼女たちの独自のサウンドを作り出しています。

楽曲を聴けば、トントン拍子に成りあがって来たその経歴にも納得。

ここからは「DESTINY」の楽曲を解説していきましょう。

この曲にも、ねごとのセンスが詰め込まれていますよ!

バンド名は、「3文字で覚えやすく、夢の中なら何を歌っても良いため、ジャンルにこだわらない4人の音楽が作れる」という理由からつけられた。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ねごと

ファミコンゲームを彷彿とさせるチープなデジタルサウンド

「ねごとと言えばコレ!」という特徴の一つが良い意味でチープなデジタルサウンド。

そう、ファミコンゲームを彷彿とさせる「ピコピコ感」です。

「DESTINY」でもその表現はバッチリ登場。

イントロからいきなりそのワクワクを煽る雰囲気を体感することが出来ますよ!

サビではこの独特のサウンドに、インパクト全開のキラキラしたメロディを展開。

なんとも楽しげで、まさに「踊れる音楽」といった感じです。

表現の幅広さ

ディスコ調のリズムに、グルグルと回っているようなループ感のあるギターアルペジオ。

この2つも不思議なサウンドを醸し出していますが、決め手はやはりヴォーカルです。

漂うようなつかみどころのない雰囲気の歌声

ミステリアスなキャラクターはアーティストとしての魅力を掻き立てますね。

そしてCメロ部分にも注目してみてください。

展開されるのは、それまでとは違った幻想的な空気感。

憂いを帯びたメロディは、山あり谷ありの人生の谷の部分を表しているのでしょう。

ここを経てからのサビへの流れには、ただハッピーなだけではない味わい深さがあります。

ドラマがあってこそ絶頂の部分も盛り上がりを見せるものですね。

その表現の幅の広さは流石と言わざるを得ません。

ストーリー仕立てのMVにも注目

ここで「DESTINY」のMVをご覧いただきましょう。

その内容はクスっと笑ってしまうものから、暖かい気持ちにさせてくれるものまで。

ヴォーカル、蒼山が様々なアクシデントに見舞われながらライブ会場を目指すストーリー仕立てになっています。