「BABY/藤原さくら」に描かれる男女の恋の駆け引き…！？歌詞の意味・コード譜を紹介！ライブ映像も！

恋する女の子の駆け引きがもどかしく、むずかゆくなるような楽曲です。

そっと見守っておきたい気持ちもありますが、しっかりと解説させて頂きます。

自分の心に尋ねています。本当はこの気持ちの実態に気づき始めているのに、なかなか素直になれない自分がいます。

見ないふりや聞こえないふり。本当は好きな人のことほど敏感になるから目で追ってしまうし、耳で声を聞いてしまいます。

だけど、自分が変わってしまう、この関係が崩れるのはもっと嫌だ、という思いから相手を避けるようになってしまうのです。

周りからすればただただ怪しい、不審に思われているかもしれません。

あえて少し遠くにいたり、ちょっと近づいてみたり、気付かれもしないのに一度引いてみたり。

なんて考えていると、だんだんこっちまで恥ずかしくなってきました。

また会いたいという感情が大きく膨らんでいます。

会えるまでは相手のことだけを考えて気持ちが膨らんで、会ったら本当に楽しくて、さよならした後もまた相手のことだけを考えるのです。

おそらく人を好きになったら誰もがそう思うのでしょうね。

Bメロの始まりは”次会えるのはいつ？”という歌詞ですが、そこに注目して頂きたいです。

”次会える”という言葉の響きと、”付き合える”という言葉の響きがとても似ていることに気付きました。

イヤホンで聴いている時はあまり感じませんでしたが、スピーカーで聴いている時にふと”付き合えるのはいつ？”と歌っているように聴こえてきました。

”つぎあえる”なのか”つきあえる”なのか。その中間くらいで言われたら動揺してしまいます。ちょっとドキッとしませんか？

歌の中に出てくる主人公は普通の女の子だと思いますが、藤原さくらさん恋愛偏差値高そうだな、とふと思ってしまいました。（笑）

一般的なラブソングだと、相手のことを思って歌うわけですから、”あなた”や”君”という言葉がたくさん使われるはずです。

ですが「BABY」には今のところその2つは一切使われていません。

最後まで聴くと”君”という言葉が3回出てきました。ですが、相手に対して直接使われた”君”はたった2回でした。

この歌の主人公はもしかして、相手の名前を呼ぶことすら恥ずかしいと思っているのでは？と感じました。

話しかける時に名前を呼ぶのではなく、「ねぇねぇ」みたいな言葉を使う人。この主人公はそんな健気な子だったのかなと想像しました。

恥ずかしいを通り越して、むず痒くなってきました。（笑）

いかがだったでしょうか。藤原さくらさんの「BABY」について紹介させて頂きました。

圧倒的に女子中高生に響く、女心全開のラブソングだったと思います。

アルバム曲なので知らない方も多いかもしれませんが、もっと有名になってもらいたい1曲です。

この曲が誰かの恋の中で機能していることを願い、その視聴者がこの記事に辿りついてくれればと思います。