曲タイトルが場所と時間で斬新!
1993年9月にリリースされた鈴木雅之のアルバム「Perfume」に収録されていた楽曲が菊池桃子とのデュエット「渋谷で5時」でした。
1994年、同曲は鈴木雅之初のマキシシングルとしてリリース。1996年に「渋谷で5時(Chocolate mix)」としてリカットされました。
当時の歌謡界はかっこいい横文字のタイトルやかわいらしいタイトルが多かった中、場所と時間がタイトル名というのは斬新でした。
当時の若者たちの間で「渋谷で5時」は待ち合わせの合い言葉のようになりました。
しかし今考えるとサラリーマンやOLさんたちには平日5時に渋谷集合は、ちょっと早すぎるかもしれませんね。
鈴木雅之とはどんなアーティスト?
サングラスにヒゲがトレードマークの鈴木雅之は、1956年生まれで今年(2017)で61歳。とても還暦を超えているようには見えませんね。
1980年、アフリカ系アメリカ人のように顔を黒塗りタキシード着た男性4人組「シャネルズ」のデビュー曲「ランナウェイ」が110万枚の大ヒット。
1983年にはグループ名を「ラッツ&スター」と変え「め組の人」(1983)、「夢で逢えたら」(1996)など数々のヒット曲を生み出しました。
1986年、大沢誉志幸プロデュース「ガラス越しに消えた夏」でソロデビュー
。レイ・パーカーJrプロデュース「Love Overtime」(1989)、小田和正プロデュース「別れの街」(1989)などさまざまなヒット曲をリリースしています。
ラブソングの帝王
2016年、甘いヴェルヴェットヴォイスが魅力の鈴木雅之は、60歳還暦でソロデビュー30周年を迎えました。同年、第58回日本レコード大賞「最優秀歌唱賞」を受賞しました。
30周年記念でリリースされた還暦記念アルバム「dolce」は、第67回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。これからもますますその魅力的な声で、甘いラブソングを歌ってくれることでしょう。
かつて大人気アイドルだった菊池桃子
現在はコメンテーター、大学客員教授として活躍している菊池桃子。80年代を代表するトップアイドルの1人でした。
1968年生まれ、今年(2017)で49歳になる菊池桃子ですが年齢を感じさせない若々しさとかわいさが魅力的です。
デビューは1983年、テレビ東京で放送された「学園バラエティ パンツの穴」の生徒役で出演。同年、学研アイドル雑誌「Momoco」のイメージガールとなりました。
菊池桃子最大のヒット曲となった4枚目のシングル「卒業-GRADUATION」は約40万枚の大ヒット。今も年度末になるとカラオケでよく歌われる人気の楽曲です。
アイドルから母、そして大学客員教授への道
1995年、プロゴルファーの西川哲と結婚した菊池桃子。2児の母となりましたが2012年に離婚を発表しました。
2012年3月に法政大学大学院政策創造研究科政策創造専攻修士課程修了、博士号を取得。同年8月に母校・戸板女子短期大学の客員教授に就任しました。
2014年には芸能活動30周年記念「青春ラブレター〜30th Celebration Best〜」をリリース。かつての名曲をセルフカバーしました。
近年は女優としても活躍の場を広げている菊池桃子。今後の活躍からも目が離せませんね。
これまでリリースされた「渋谷で5時」
これまでリリースされた「渋谷で5時」を紹介します。