【UNISONIA/TRUE】アニメ「バディ・コンプレックス」OP曲の歌詞を紹介！美しいPVにため息

ここでは主人公の漠然とした想いがつづられています。

孤独なまでの愛は、ひとぞれぞれの想いや考えみたいなニュアンスではないでしょうか。

ひとは何のために生きるのか？

何のためにそこにいるのか？

何のためにそうしているのか？

そして自分は？

キミのため？　それとも自分のため？　過去のため？　未来のため？

見えてきそうで、見えてこない。

分かったようで、分からない。

そんな葛藤が感じられます。

主人公は未来へ送られたとき、過去の少女と離れ離れになってしまいます。

そして未来でも、何度も未来の少女と会うことになりますが、その都度、二人は別れてしまいます。

それでも主人公はあきらめずに、少女のために生きて行こうと誓っています。

夢を持ち続け、信じ続ける。

そうすれば、きっとキミと分かりあえることができると訴えています。

「ありふれた祈り」は「キミと一緒にいたい」という少年の素直な願いです。

「共鳴」は二人の気持ちが重なって、信じ合えるようになるという強いつながり。

自分が想い続けてさえいれば、きっと、キミと心を重ねられるようになるという少年の願いが繰り返されていきます。

「きっと、変わるよ」ではなく、「変わるよ、きっと」としていることで、切なさもにじんできます。

少年が少女に対して投げかけているというよりも、少年がひとりで少女に対して思い続けることを約束しているような印象です。

ひとりぼっちの未来。

それでも少女と分かち合えるように果敢に生きていこうとする少年を唐沢さん自身が応援しているようなイメージも抱きます。

王道のロボットアニメ。

時空を超える複雑な設定。

少年のエモーション。

それらすべてを織り交ぜながら、歌詞全体で壮大な世界観を構築しています。

歌詞には「UNISONIA」や「はばたけ」を「羽撃け」と表現するなど、普通の言葉で表現したくないという作者の強い想いもにじんでいます。

この歌は、唐沢さんにとって自分の人生を象徴するような歌です。

生きがいと向き合うことを決めて、自分のそれまでの人生をかけて作り、これからの人生をスタートさせるための歌といってもいいでしょう。

無数にある既存のコトバだけでは伝えられないという唐沢さんの想いと願いが詰まった歌詞といえるのではないでしょうか。

もしかして「UNISONIA」というコトバ自体も、TRUEとして再デビューする唐沢さんそのものを表現しているのかもしれませんね。

１stシングルとなる「UNISONIA」はアーティスト盤とアニメ盤の2形態で発売されています。

アーティスト盤にはミュージッククリップ（MV）が収録されたDVDが付属します。

また、「UNISONIA」2015年12月にリリースしている1stアルバム「Joy Heart」にも収録されています。

TRUEさんは「UNISONIA」以降も多くのアニメタイアップ曲を発表しています。

それぞれの作品に寄り添って作られているTRUEさんの楽曲は作品ごとにさまざまな世界観を作り上げています。

下記の記事では、TRUEさんのほかの楽曲を紹介しています。

ぜひ、チェックしてみてください。