「ポリゴンウェイヴ」どんな曲?
Perfume1年ぶりの新曲!
Perfumeの約1年ぶりの新曲「ポリゴンウェイヴ」が、7月2日からデジタル配信されています。
音楽番組などで見られるダンスや衣装も「ポリゴン(多角体)」が意識されたもの。
特にサビでの身体全体で図形を表現するパフォーマンスが印象的です。
抜群のスタイルで魅せるメリハリの効いたダンスはまさに「ポリゴン」というテーマにピッタリ!
2021年8月には、同タイトルのライブも決定しています。
Amazon Original番組テーマソング!
実はこの「ポリゴンウェイヴ」は、Amazon Original番組のテーマソングに決定しています!
その番組タイトルは「ザ・マスクド・シンガー」。
9月より配信開始が予定されている同番組ですが、実はすでに全世界50か国で人気の番組なのです。
今回はその日本版ということで、早速話題になっています。
番組内容は「マスクを被った有名人が誰か、披露されるパフォーマンスで推理する」というもの。
番組内で推理をする「パネリスト」は、MIYAVIや水原希子など、すでに豪華芸能人が発表されています。
そして先日、その「パネリスト」としてPerfumeの参加も発表されました!
「ポリゴンウェイヴ」どんな歌詞?
中田ヤスタカワールド炸裂!
「ポリゴンウェイヴ」の作詞は、Perfumeのほとんどの楽曲の作詞作曲を手がける中田ヤスタカ氏。
中田氏作詞の楽曲といえば、独特の世界観と可愛らしい言葉選びが印象的です。
今回の「ポリゴンウェイヴ」も「人工の星」が登場したり、かと思えば涙を流したりと不思議な世界観。
現実とはかけ離れた世界のストーリーは、いろんな解釈ができます。
近未来的な異世界の話?
本楽曲に出てくるワードはどこか近未来的で、異世界を連想させます。
太陽も星も人工で、ビルはリズムに乗るし、体温もない。
明らかに「今、ここではないどこか」が舞台になっているようです。
曲調に関しても一定のメロディの連続が多く、人間らしさとはかけ離れた作りになっています。
コロナ禍を歌ったもの?
本楽曲の歌詞は、コロナ禍の社会を表現したものだと解釈することもできます。
コロナ禍は人と会わずして人と会話をする、いわば仮想現実的な生活が広まる機会にもなりました。
「仮想ゲーム」というフレーズはまさにコロナ禍の生活の比喩のようです。
「人工」「作り物」というフレーズは、実際のふれあいのないコミュニケーションを連想させます。
さらに
体温がなくて
そばに誰もいないなんて
出典: ポリゴンウェイヴ/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ
というフレーズもあり、まさにコロナ禍で一人暮らしをする若者の心情とも受け取れます。
ここからは、「異世界」「現実」2つの視点から「ポリゴンウェイヴ」の歌詞を深読み!
シンプルな歌詞構成に隠された深い意味を読み解いていきます。