『鬼龍院翔』ってどんな人?!
前代未聞の”エアーバンド”として日本の音楽界に新しいジャンルを確立した「ゴールデンボンバー」。
ギターが上手くならないギタリスト、ベースが弾けないベーシスト、ドラムを叩かないドラマー。
この3人を率いるのが『鬼龍院翔』、ヴォーカリストです。
バンドでありながらすべての楽器を演奏しないという斬新な手法で21世紀に舞い降りたロッカー。
ヴォーカルの『鬼龍院翔』だけは口パクもせずにしっかりと歌を歌います。
しかも歌唱力の高さは有名ですね。
さらに作詞作曲もすべて『鬼龍院翔』が担当するというから働きもの。
長い期間この状態が続くと仲間割れ…なんてよく聞きますが、彼らはいつも仲良しです。
それもリーダーの『鬼龍院翔』がいるおかげかもしれません。
今回はそんな魅力いっぱいの「ゴールデンボンバー」のヴォーカル『鬼龍院翔』に注目しました。
彼の知られざる魅力を紹介します。
プロフィール
鬼龍院 翔(キリュウイン ショウ)
血液型:B型
身長:164cm
愛称は「キリショー」「キリちゃん」「若大将」「アモーレ」など。
出典: http://pc.goldenbomber.jp/#kiryuin
かわいいベビーフェイスといわれる彼。
これで34歳(2018年10月時点)というのもにわかに信じがたいですね。
そして注目すべきは”目の小ささ”と”歯の小ささ”です。
ヴィジュアル系なのに見ての通り、すきっ歯がチャームポイント。
敢えて矯正をしないその強いメンタルは見習うべきものかもしれません。
本人もチャームポイントとしていますし、他のメンバーからも”凶器”としてイジられています。
『鬼龍院翔』のトレードマークになっていますね。
ちなみに、いつかは治したいと思っているそうですが特に気にしていないそうです。
それよりもメイクを落とした時の素顔をよっぽど気にしているとか。
実は誰よりも…
『鬼龍院翔』は他のメンバーにないものを持っています。
それは、「楽器を演奏できる」ということ。
なんでも、バンドに必要なギターやベースをはじめ、ドラムやバイオリンなどを弾けるそうですよ。
自分で招集したメンバーより楽器が弾けるとは皮肉です。
ここでは紹介しませんが、その演奏技術はそんなに高くないようですね。
ではなぜ楽器が弾けるのに、彼は楽器を弾こうとしないのでしょうか。
そんなことが気になったことはありませんか。
その理由はなんと…
自分たちは、「目で楽しむ音楽を届けたい!」からだとか。
元々「喜矢武豊」と二人でバンドをはじめていましたが、ギターをやりたと言ったのに全く弾けない。
そして全然うまくならない!これじゃだめだ…と思ったのでしょう。
そこで「楽器が弾かなくてもいいじゃないか!」という考えにシフトチェンジ。
この時”エアーバンド”という新しいジャンルが誕生したのです。
ヴィジュアル系バンドらしからぬパフォーマンス

女々しくて/ゴールデンボンバー
「ゴールデンボンバー」と言えば、みなさん何を思い浮かべますか?
”エアーバンド”はもちろんのこと、次に思い浮かべるのはパフォーマンスではないでしょうか。
それも、全力のお笑いコントのようなパフォーマンス!
某ヴィジュアル系バンドのように、ギターをたたきつけ、ドラムに火をつける?!
そんなことはいたしません!
楽器に愛着のない彼らは、楽器すら段ボールやスポンジで作ってしまうのです。
ちなみに、「生き物以外は段ボールで作れる」と豪語しているのは「喜矢武豊」。
ライブパフォーマンスで使う小道具の多くは「喜矢武豊」の手作りだとか。
さらにドラマーの「樽美酒研二」はドラムを一切たたきませんのでバチはスポンジです。
ヴォーカルの『鬼龍院翔』が本気で歌っているのに作り物とか…かなりシュールですよね。
でも彼らも本気でエアーをやっているのです。
エアー演奏すら投げ出して関係ないパフォーマンスをはじめちゃいます。
全曲の作詞作曲はするわ歌うわで、もしかしたら『鬼龍院翔』が一番まじめなのかもしれません。
『鬼龍院翔』のルーツ
なぜ『鬼龍院翔』がここでひとつのバンドで新しいジャンルの地位を確立できたのでしょうか。
それは実は、彼の”ルーツ”からきているようですよ。
実はNSCに所属していたお笑い芸人
実は『鬼龍院翔』は吉本のお笑い養成所NSCに入り芸人をやっていました。
9期生として当時は現しずるの池田一真とコンビを組んでいたそうな。
昔から音楽と笑いが好きだったようですね。
しかしNSCは卒業したものの、いつしか音楽の道へ。
その理由は、お笑い芸人で成功できないと悟ったからだといいます。
「ゴールデンボンバー」のYouTube番組でも芸人のような面白さがあります。
ライブの演出でもヴィジュアル系バンドとは程遠い路線を敢えて突き進みます。
そしてラジオ番組などのトークも面白いのです。
筆者はそのうち、彼らは地上波で冠番組(それもバラエティ)を持つと思っています。
お笑い芸人にはならなかったものの、お笑いのセンスや経験が今につながるのですね!