曲の後半は歌詞がないまま終わっていく

スピッツ【名前をつけてやる】歌詞の意味を解釈!何に名前をつけるの?夜を経て迎えた最後の日の真意とはの画像

この締め方は曲の構成でよくありますが、スピッツは少し使い方のニュアンスが他とは違います。

大体はサビのメロディーで「ラララ…」と余韻を持たせるために使いがち。

ですがこの曲に関してはAメロでもBメロでもサビでもなくしっかり作ったCメロになっています。

普通でしたらそこに新たな歌詞を入れるのですが、この曲ではあえての「ラララ」なのです。

これは非常に高度でパンキッシュな構成ではないでしょうか。

「ラララ」の歌詞は聴き手が自分で思った歌詞をつけてくれ、というメッセージとも感じ取れます。

色々な解釈に意見がわかれる曲

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この曲には色々な解釈がされています。

純粋な恋の歌という解釈もできますね。

自分ではどうしようもない生々しく悶々とした気持ちを表している曲と解釈することもできます。

こうして解釈してみると、どちらも兼ね備えた巧みな曲に感じないでしょうか。

大人になってしまった自分に喜びつつも、まだしっかり受け止められないという葛藤があります。

そしてもっとのめり込みたいという押さえる欲望の滑稽さもあるのです。

名前をつけるほどの夜は、2度と戻らずに最初で最後の夜になった。

そういった意味が込められており、それを聴き手に分かって欲しいけど直球では伝えるのが照れくさい。

そんな照れ隠しのための曲作りがされているのです。

まとめ

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大人になるためには1度は通る道、それのはかなさ・割り切れなさを表現した楽曲

それが「名前をつけてやる」だったのではないでしょうか。

そして振り返って見てみると、楽しかったと思える奥の非常に深いものと感じずにはいられません。

だからこそこの曲は実に青臭く作られています。

ポップなリズムにマイナーコード、そして草野正宗の気の抜けたような歌い方。

円熟味を増したこのスタイルは20年以上の時を超えた今でも貫いています。

しかしこの曲では今と比べれば、まだまだ模索状態であることを感じられるのです。

そこがファンには堪えられないものとなり、語り継がれている名曲となっているのではないでしょうか。

長く続けているからこそ味わえる歴史の重み

聴けばまた自分もその時代にタイムスリップできることでしょう。

スピッツの名曲の数々

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永遠の名曲としてこれからも語り継がれるであろう「ロビンソン」。

歌詞の意味をじっくりと考えたことがありますか?

何気なく聴く曲の歌詞の意味を考えたとき、新たな魅力に出会えるかもしれません。

国民的バンドとは?と聞かれたら、人それぞれの答えがあるかもしれません。 しかし、その答えの中に必ず入っているであろうバンド、そう「スピッツ」の代表曲に挙げられる 「ロビンソン」の歌詞に込められた意味を、筆者の目線から解説します!!

子供たちにも伝えていきたい「空も飛べるはず」

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スピッツの代表曲、スピッツといえば「空も飛べるはず」でしょう。

希望を見出してくれるような勇気をくれる1曲です。

世代が変わってもすべての人に聴いてほしい大ヒット曲。

改めてスピッツという国民的ロックバンドの素晴らしさに触れてください。

1994年4月25日に8枚目のシングルとして発売されました。ドラマ「白線流し」の主題歌に起用されたこともあり大ヒットし、ミリオンセラーとなった楽曲。スピッツと言えばこの曲、ということで『空も飛べるはず』を挙げる人も多い。

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