大切な人へのきらきらした想い

太陽のにおいだね あなたの夢もシャツも
希望に満ちた瞳はすべて輝きに変える
だから大切な夢を 決して諦めないで
大空に翔く力と勇気 持ち続けて

出典: 虹と太陽の丘/作詞:上村茂三 作曲:上村茂三

主人が想いを寄せる人は、太陽のにおいがするようです。

洗濯物を外で乾かした際ににおう、おひさまのにおいに近いのでしょう。

とても優しいにおいです。

想いを寄せる人の夢もシャツも太陽のにおい

それは優しく、きらきら輝いているのでしょう。

想いを寄せている人には、大きな夢があるようです。

夢を抱き、その夢を叶えようとする人は、とても前向き

叶えるために頑張ろうという気持ちでいっぱいでしょう。

主人公が想いを寄せている人もまた、夢に向かって一直線な人のようです。

前向きな気持ちがあれば、どんな夢でも叶えられるし、輝いていられる。

だから、夢を決して諦めないでほしいと主人公は伝えています。

大空に羽ばたくには、そのための努力と勇気が必要でしょう。

主人公は、想いを寄せている人には、その勇気を持ち続けていて欲しいようです。

夢をに向かって一直線に頑張っていてほしいと思っているのでしょう。

幼いころを懐かしむ

幼い日は何にでも 不思議を探し出すことができた
まるでそれが永遠に 終わらないかのように

出典: 虹と太陽の丘/作詞:上村茂三 作曲:上村茂三

あなたは、子どものころはどのような性格でしたか?

好奇心旺盛で、何でも素直な気持ちを伝えるような子だったのではないでしょうか。

子どもは何に対しても好奇心旺盛で、素直であることが多いでしょう。

いろいろなものが初めて見るものばかりで、疑問だらけだったのではないでしょうか。

そして、親に「あれは何」「あれは何て言うの?」とたくさんの質問を投げかけていたでしょう。

子どもは目の前にあるいろいろなものにわくわくしていたはずです。

好奇心と期待で胸がいっぱいだったでしょう。

そんな毎日がこれからも続くと思っていたのではないでしょうか。

わくわくした毎日にいつか終わりが来るなど、先のことさえも考えていなかったかもしれません。

主人公は、純粋無垢でいつまでもを見ていた子どものころを懐かしく感じています。

あの頃は、いろいろな意味で無敵で楽しい日々だったと思っているのでしょう。

できればあのころに還りたいとさえ思っているかもしれません。

大切な人にはどうか願いを叶えてほしい

夢への懸け橋

碧くにじんだ 時間の歩道で
もしもあなたが迷った時は そう思い出してね
夢と勇気くれた あの丘にかかる虹を

出典: 虹と太陽の丘/作詞:上村茂三 作曲:上村茂三

「碧」は「あお」と読みますが、色は緑や青を指します。

宝石のようにきらきらと輝く青や緑を意味しているでしょう。

ここの歌詞にある「碧くにじんだ」は、ぼやけてはいるけれどきらきらした輝きも残っている状態。

夢を叶えるためのまっすぐ伸びた道

その道はきらきらと光り輝いています。

けれど、その道の上でも、迷ったり立ち止まったりすることもあるでしょう。

もしそんなときは、思い出してほしいと主人公は伝えています。

思い出してほしいのは、夢の原点である丘の虹

虹に包まれ、夢と勇気をもらったことを思い出してほしいのでしょう。

そうすればきっとまた、進むべき道が見つかると伝えています。

そしてまた前に進めるはずだから、頑張ってと言いたいのでしょう。

この先もそばにいたいという主人公の想い

大人になるにつれて みんな変わっていく
少年の心のキャンバスずっと描いていて
あなたが今のままで きらめいているように
いつまでもいつまでも そっと見守っていきたい

出典: 虹と太陽の丘/作詞:上村茂三 作曲:上村茂三

大人になるにつれて、気持ちは変化していきます。

子どものころに思っていたことも、いつの間にか忘れてしまうこともあるでしょう。

けれど、主人公が想いを寄せる人だけは変わらずにいて欲しいと伝えているのです。

少年のころに抱いた気持ちや夢を大切にしていて欲しいと願っているでしょう。

想いを寄せる人が今の気持ちのままでいられるように、主人公は見守りたいと伝えています。

そしてもし、想いを寄せる人が立ち止まってしまうときは、主人公が思い出させてあげたいと思っているのでしょう。

その役目を自分が担うことで、主人公はずっとそばにいられる理由にしたいのかもしれません。

どんな形でもいいから、好きな人のそばにいたい

そんな主人公の健気な気持ちが伝わってきます。

相手の成功や幸せを心から願う曲

今回ご紹介した曲は、主人公が想いを寄せる人の幸せを心から願う曲。

相手からすれば、恋愛対象ではなくなってしまっています。

恋愛よりも夢を優先してしまったのでしょう。

しかしそんな相手を、主人公は許したのです。

受け入れ、それでも相手が幸せならそれでよいと思っているのでしょう。

主人公の、健気でありつつも強い気持ちが伝わってくる曲でした。

まるで、芯が強い柴咲コウさんのようにも感じられます。

透き通るように美しく力強い歌声にもぴったりでしょう。

OTOKAKEでは、柴咲コウさんに関する記事を多数掲載しています。

ぜひそちらも見てみてください。