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2018年03月13日更新

【ひと恋めぐり/柴咲コウ】苦しい恋に涙が止まらない!ドラマにリンクした歌詞に注目!『砂時計』主題歌

柴咲コウさんの「ひと恋めぐり」を紹介します。ドラマ「砂時計」の主題歌で甘酸っぱい歌詞に胸が締め付けられます。柴咲コウさんが書き下ろした、美しい歌詞に注目です。

柴咲コウ「ひと恋めぐり」

13thシングル

柴咲コウさん「ひと恋めぐり」は、13thシングルとして2007年3月28日にリリースされました。


11thシングルから14thシングルをリリースするまで非常にスパンが短く、2006年12月から2007年5月の間で4枚のシングルをリリースしました。


1.5ヶ月に1枚のシングルをリリースしていたことになります。

ドラマ「砂時計」主題歌

「ひと恋めぐり」はドラマ「砂時計」の主題歌としてリリースされました。


ドラマ「砂時計」は2007年3月から約半年間に渡り、平日の13時から30分ドラマとして放送されていました。


小学6年生の頃から結婚までの成長や恋愛を描いたドラマで、原作は少女漫画でした。


島根県が舞台となっており、世界最大の砂時計「一年計砂時計」があることで有名な仁摩サンドミュージアムも登場します。


ドラマ放送時は観光スポットとして非常に人気を集め、今でもドラマの特設コーナーを設けいているほどです。

MVはこちら!

「ひと恋めぐり」のMVになります。


MVにはドラマ「砂時計」の登場人物である水瀬杏役の佐藤めぐみさん、北村大悟役の竹財輝之助さんも出演しています。


セピア色の映像が当時の「砂時計」を思い出させます。


MVが制作されたのが2007年なので、現代のものよりも画質が荒いのは仕方ないですが、それも1つの良さのように感じます。

歌詞解説

歌詞は柴咲コウさんの書き下ろし

「ひと恋めぐり」は柴咲コウさんが原作を読んで作詞した、書き下ろしの楽曲です。


 ドラマに出てくる杏の心情を歌ったような歌詞の内容になっています。

懐かしい鮮明な記憶

覚えてますか?
海岸沿いで ずっと隣にいてくれると
幸せにする、大丈夫だよと
抱き寄せながら言った

出典: ひと恋めぐり/作詞:柴咲コウ 作曲:Jin Nakamura

覚えてますか?という、まるで離れ離れになってしまった杏と大悟を思い出させるような歌詞から始まります。


ですが、ドラマを意識しなくても1つの物語調のラブソングとして聴くことができます。


小さな頃に言ってくれた”幸せにする、大丈夫だよ”という大切な言葉がずっと身体に染み付いて残っています。


全く根拠の無い言葉でも、大事な人に言われた言葉、特別な時、場所で言われた言葉はずっと忘れられないものです。


海岸沿い、君の右にいたのか左にいたのか、言葉だけでなく当時の景色すら鮮明に記憶に描かれているはずです。

泣きたくてこらえ
人影に隠れすすり泣いた
ホームの隅…

出典: ひと恋めぐり/作詞:柴咲コウ 作曲:Jin Nakamura

当時嬉しくて泣きたくなったのか、当時を思い出し切なくて泣いているのか。


”泣きたくてこらえ”というワードがあるので、おそらく前者でしょう。


泣きたいくらい嬉しくて、だけど泣いているところを見られるのが恥ずかしかったのでしょう。

広い肩にもたれて
2つの大きな手で温められると
なぜか子供の様に素直に甘えられた
今も思い出す 砂を蹴る2人の靴

出典: ひと恋めぐり/作詞:柴咲コウ 作曲:Jin Nakamura

”広い肩にもたれる”だけだと背中同士をくっつけて座っているように思えます。


ですが”2つの手で温められる”というワードが出てきます。


なので背中同士ではなく、女性が男性に後ろから抱きつくような絵が浮かびました。男性の体の前で2人で腕を組んでいるのでしょう。


その温かさから過去に戻ったような懐かしい感覚を思い出すのです。


一切失恋を思わせる言葉が出てこないのに、曲の美しさや甘酸っぱさから、切ない気持ちになってしまいます。

慣れ親しんだ
九月(ながつき)の風 月光のもと 前を見据え
私の方からその手離した
平気だとうそをついて…

こんなに苦しく想うなら
丸ごと消え去ってしまえばいい…

出典: ひと恋めぐり/作詞:柴咲コウ 作曲:Jin Nakamura

2番の歌詞からとても思春期っぽさを感じます。


これまで何とも思っていなかったのに、思春期に入って意識し始めたり、強がってみたり。


失ってから気付くのが大切な人で、過ぎ去ってから気付くのが青春です。好きだから苦しくなってしまうのも青春なのです。

1人 泣いてることに気付いて欲しくて
つい 喉をつまらせた
私の中で少し美しく描かれた
優しい微笑み 余計 涙が溢れた

出典: ひと恋めぐり/作詞:柴咲コウ 作曲:Jin Nakamura

大人になり、知恵がついたからこそ子供染みたことを考えてしまうのかもしれません。


振り向いてほしい、自分のことを意識してほしいという思いで自分を演じてしまいます。


あの頃のような純粋な好きという気持ちでいられたら、どんなに幸せだったか。


自分の記憶の中にいる自分はきっと、今よりも優しい笑顔を持っていられたはずです。不甲斐ない思いや後悔が涙になり流れていくのです。

あなたの香りを抱き
慈しみ愛された八月(はづき)の迷い夜
二筋道の手前
私は生きる意味をひたすら探した
遠くにあなたが見えた

出典: ひと恋めぐり/作詞:柴咲コウ 作曲:Jin Nakamura

ラストサビです。”遠くにあなたが見えた”という歌詞で終わりハッピーエンドのようです。


ですがなんとなく失恋したような、切ない気持ちになってしまいます。


その理由の一つは美しい歌詞です。


柴咲コウさんの歌詞は美しい言葉が多く使われています。


九月、八月などの月という言葉や砂を蹴る、喉をつまらせるという情景の書き方に美しさを感じました。


美しいと感じさせるのはとても良いと思いますが、美しいものは同時に儚いイメージも持ち合わせていると思います。


また、ストリングスが効果的に使われている点もとても美しく感じます。そのため、同時に切なさも感じてしまうのです。

コード進行

「ひと恋めぐり」は複雑なコード進行になっています。


中でもmaj7といわれるオシャレなコードが使われている点がポイントです。


このコードが使われていることで明るいイメージ、暗いイメージの両方を感じさせているのでしょう。


また、ドラマの主題歌として起用されていたので、結末が最後まで分かりません。


どちらの結末になるのか分からないような、推測させるという意味でもこのように切なさを感じさせる曲になったのかもしれません。

終わりに

柴咲コウさんの「ひと恋めぐり」を紹介させて頂きました。


本文に書き忘れていましたが、「ひと恋めぐり」というタイトルもとても美しいですね。


”めぐり”というあまり使われない言葉がとても良い味を出していると思います。


この頃と比べると歌手としての活動は減少傾向にありますが、柴咲コウさんは歌手、女優の両方で認められる数少ない方です。


マルチな活動を見せる彼女にしか歌えない歌があると思うので、これからもどちらの活動も応援していきたいと思います。

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