いつまでも この想いは
変わらぬまま 必ずここにあるはず
遠すぎる 見えない答え
だけど2人で探しつづけたい
出典: be alive/作詞:小柳ゆき.樋口侑 作曲:原一博
君を好きになったときのように、付き合うことになったときのように、あの幸せだった毎日のように。
“今も君のことを愛している”、それが主人公にとって変わることのない感情です。
そして探している答えとは「2人の距離を埋めるにはどうしたらいいのか」でしょう。
明確な方法はなく、どれが正解で間違いなのかも存在しません。
恋愛の形は人それぞれで、カップルの数だけその答えは違うからです。
だからこそ今のようにすれ違ったりぶつかったりしながらも、向き合う必要があるのかもしれません。
今はただ変わることのない「愛している」という思いが、すれ違った2人を引き合わせてくれると信じるのみです。
元の関係に戻ることができた2人
幸せを噛み締めている
優しく揺れる輝く この想い
手放したくない 大切な宝物
これからもずっと 好きだと言ってくれるの?
信じていくの Still I'm lovin' you
出典: be alive/作詞:小柳ゆき.樋口侑 作曲:原一博
2番に入ります。
1番と打って変わり、悲壮感は漂っていません。
すれ違っていた2人の関係に、良い変化が起きたことが感じ取れます。
主人公の方から、率直に思いをぶつけたのでしょう。
元の関係に戻ることができ、心の中は温かい気持ちで満たされています。
主人公にとっての宝物とは、こんなにも好きになれた君そのものです。
そして“今も君のことを愛している”という英語のフレーズ。
1番では付き合い始めた当時を思い出し、あの頃のように戻れますようにと願いを込めていました。
2番では元の関係に戻ることができ、君からの愛と幸せを噛み締めるように歌っています。
愛し合えることの尊さ
あふれだす 陽の中で
この瞬間を 止めてしまいたい
抱きしめて 離さないで
終わらぬ愛 探しつづけたい
出典: be alive/作詞:小柳ゆき.樋口侑 作曲:原一博
幸せを噛み締めている一方、またすれ違ってしまうのではないかという不安も拭い切れてはいないようです。
それは決して悲観的に捉えているからではなく、2人が愛し合えることの尊さに気付いたからなのでしょう。
永遠の愛は決して当たり前に訪れるものではありません。
2人で手を取り合いながら生み出していくものなのだと主人公は実感したのです。
この幸せを終わらせないために
(You're everything, how do I deal,)
(my heart spinning round and around)
(Everything all I can, think of you and me)
(I'm caught-up in this love)
出典: be alive/作詞:小柳ゆき.樋口侑 作曲:原一博
<和訳>
“君が私の全て どうしたらいいの
心が…くるくる回っているの
君と私のためにできること、全てをしたい
この恋に夢中になっているの”
歌詞がこの部分だけ「かっこ表記」となっているのもポイントでしょう。
口に出しているわけではなく、心の内でつぶやいている本音を表しています。
愛し合えることの尊さを実感した今。
この幸せを終わらせないためには何ができるのか、主人公は思考を張り巡らせています。
見えない答えに近づくために
愛はここにあると確信
いつまでも この想いは
変わらぬまま 必ずここにあるはず
遠すぎる 見えない答え
だけど2人で探しつづけたい
探しつづけたい
出典: be alive/作詞:小柳ゆき.樋口侑 作曲:原一博
最後のサビに突入。
1番のサビと同じ歌詞ではありますが、2番で2人の関係が元通りになったことで、確信的な響きを得ています。
1番では“今も君のことを愛している”と歌いながらも、どこか不安げでした。
確信というよりも、信じていたいという願望にも似た思いが滲んでいたのです。
そして最後のサビでは、関係が元通りになり強い確信をもって君への愛を歌っています。