君に最後の口づけを

majiko【君に最後の口づけを】歌詞の意味を解釈!なぜ最後なの?嫌われたいと願う理由を読み解くの画像

シンガーソングライターmajikoさん。

「まじ娘」というお名前でも浸透しています。

作詞作曲、編曲など音楽のことだけではなく、イラストレーターとしても活動しています。

幼い頃から両親の影響で音楽に囲まれた生活をしてきました。

2010年にニコニコ動画に自分自身で制作した歌を公開しています。

そのときに「まじ娘」という芸名がついたようです。

majikoさんが2015年にリリースしたデビューアルバム「Contrast」

このアルバムのなかに今回解説する「君の最後の口づけを」が収録されています。

愛している人との別れを描いた曲で、切ない歌詞となっているのが特徴です。

それではこの「君に最後の口づけを」の歌詞について詳しく見ていきましょう。

溢れ出す気持ち

夜空を見ながら

消えそうな星を眺めて
憂いを夜空に吐き出す
落ちる一筋の願いは
淡く溶けて消えた

出典: 君に最後の口づけを/作詞:papiyon 作曲:papiyon

歌詞の1行目。

「消えそう」という言葉からもどこか儚い様子を感じることができるのではないでしょうか。

そんな夜空を見ながら、自分の切ない気持ちや辛い気持ちを感じてしまっているのでしょう。

夜になると切ない気持ちや暗い気持ちになることもあるかもしれません。

「吐き出す」という言葉からも、どこか感情的になっていることが表現されています。

歌詞の3行目に表現されているのはおそらく涙でしょう。

感情を吐き出していたことからも、泣いていることが想像できるのではないでしょうか。

「落ちる」という言葉からも、涙がすっと落ちていく様子が表現されています。

その涙には何か願いが込められていたようです。

しかしその願いは叶うことなく、そっとなくなってしまったのです。

この歌詞から主人公に何があったのか、はっきりとはわかりません。

しかしとても辛いことがあり、悲しんでいるのです。

君との関係

君のいつもの口癖も
負けず嫌いな性格も
隣で笑うその顔も
大事にしてたのに

出典: 君に最後の口づけを/作詞:papiyon 作曲:papiyon

「君」という言葉が出てきました。

タイトルにも出てきていますが、口づけをする相手ということからも恋人だと予想できるでしょう。

そんな君の姿、性格、顔が大切だったと述べています。

歌詞の1行目には「いつもの」という言葉が出てきています。

このことからも君とは長い間一緒にいたことがわかるのではないでしょうか。

また歌詞の3行目の「隣」。

いつも自分の近くに君はいてくれたのです。

しかし、歌詞の4行目で「してたのに」という言葉が出てきています。

このことからも君を大切にしていたのに、できなかったというネガティブな意味が込められています。

君とあまりうまくいっていないのかもしれません。

先ほど主人公は何かに悲しんで泣いていました。

これはおそらく君とはうまくいかない関係性であることにショックで泣いていたのでしょう。

そして込めていた願いは、君とずっと一緒にいたいというものだったのです。

君への愛情

どうすることもできない

気付けば何故か言えなくなった
君に向けた「好き」という言葉
心の何処かでは諦めてたのかな
戻れないと知ってても

出典: 君に最後の口づけを/作詞:papiyon 作曲:papiyon

君とずっと一緒にいて、君のことを大事にしていた。

それなのに、君への愛情を表現できなくなってしまったのです。

なにかきっかけがあり恋愛感情が薄れてしまっていたのかもしれません。

「何故か」という言葉からも、自分でも気がつかないうちに君への愛がなくなっていたのでしょう。

そして歌詞の3行目。

君と自分はずっとこれから一緒にいることができない

そのことに気がついてしまい、一緒にいようとする気持ちを諦めていたのです。

もうどうすることもできない

そのような気持ちがこの歌詞には表現されています。

嫌いになって

二人の過去を全て壊して
もう僕なんか嫌いになってよ
そしたら君の事を今すぐにでも
忘れてしまえるのに

出典: 君に最後の口づけを/作詞:papiyon 作曲:papiyon