majikoとは何者?
歌い手からシンガーソングライターへ
majikoは、日本のシンガーソングライター。ピンナップスアーティスト所属。
生年月日: 1992年10月28日 (年齢 25歳)
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Majiko
今回ご紹介するmajikoとは、「まじ娘」という名前でニコニコ動画で2010年から歌い手活動をしていた人物です。
エネルギッシュなハスキーボイスが特徴的で、熱を感じる迫力満載の演奏スタイルはロック好きなら琴線に触れること間違いなしです。
活動自体はニコニコ内のみに止まらず、数々のライブシーンでボーカロイド楽曲を歌い上げ、多くのファンを獲得していきました。
その後、2016年12月にmajikoと現在の芸名へと改名。
近年ではmajikoとしてのオリジナル楽曲で人気を集めテレビ出演も果たすなど、メディアからも注目されるほどの実力を発揮しています。
「ひび割れた世界」ってどんな曲?
ドラマとのタイアップ
シンガーソングライターmajikoが、7月4日にリリースした新曲「ひび割れた世界」は、ドラマ「限界団地」の主題歌として起用されました。
俳優の佐野史郎が自身の初主演を務める作品「限界団地」は、“怖すぎる”と評判になったオトナ向けのフジテレビ系列のドラマです。
そんなドラマの世界観にピッタリとマッチした特徴のあるジャケットワークが、とてもお洒落でどこかエキゾチックな雰囲気。
本作のジャケットアートを手掛けたのは、ロンドンに拠点を置くフリーのイラストレーターKate Baylay(ケイト・ベイレイ)。
小説などの挿絵を描く彼が担当した「ひび割れた世界」のジャケット。
なぜ彼に白羽の矢が立ったかというと、majikoが影響を受けたと語るイギリスのロックバンドクーラ・シェイカーのアートワークを、彼が担当したことがあるからだといいます。
おかげで、「ひび割れた世界」という名前に負けないくらいユーモラスで、記憶に残りやすいジャケットイラストが完成しました。
表情を隠した女性に吊られた鳥かご、背景の月に煌めく数多の星、装飾品にスノードームなど。
表題曲「ひび割れた世界」の持つ独特の世界観が、見事に表現されているような感じですね。
他のカップリング曲
【収録曲】
1:ひび割れた世界
2:パラノイア
3:エスケイパー
出典: ひび割れた世界/majiko
表題曲である「ひび割れた世界」の他には、「パラノイア」「エスケイパー」の二曲を収録。
またこの「パラノイア」は、majiko自身が作詞作曲を担当しました。
「エスケイパー」は、青くペイントされた鼻が特徴的なアーティストH ZETT Mの提供曲となります!
どの曲も実にエモーショナルで、聴いているだけで心揺さぶられる素敵な楽曲に仕上がっていますよ♪
「限界団地」も紹介
団地が舞台の狂気の物語
タイアップしたドラマを知らない人向けに、先月の2日から放送されているオトナの土ドラ「限界団地」にも解説を入れておきます。
このドラマは、廃れて久しい集合住宅が舞台のリアルホラー・サスペンス作品です。
簡単に説明しますと、昔と違って今では極少数の住人しか存在しない、時代に取り残されたかのような集合団地に、とある老人が引っ越してきました。
俳優の佐野史郎が演じる老人“寺内誠司”は、小さな孫娘と共にそこで新たな生活を始めます。
自分が子供の頃にあった、“人との距離が近かった温かい集合住宅像”は今では失われ、人との関係が希薄な寂しい現状しか残されていませんでした。
火事で息子夫婦に先立たれ、残された孫娘を溺愛する寺内以外の住人もまた心に闇を抱えた癖のある者ばかり。
そんな団地の現状をなんとか打開しようと、寺内は行動を開始します!
…という具合に、このドラマのあらすじを簡単に纏めてみましたが、いかがでしょう?
スキャンダルや孤独死そして狂気など、人間の持つ暗い側面も不気味且つユーモラスに描いた「限界団地」。
毎週土曜23時40分にフジテレビ系列で現在も放送中なので、よかったらこちらのドラマも観てみてくださいね♪
限界団地 2018年6月2日(土)よる11時40分 放送スタート。恐怖の隣人、白衣の悪魔。今度の舞台は…“団地”