感情熱唱メッタッタッタ 声枯らせ
全然わかんない ×点 喰らい尽くせ

心臓血漿ラッタッタッタ 踊り舞え
正解なんてバイバイ推奨だダダダダ
正解なんて無い無い提唱だダダダダ
だ ダダダダダ (ワオーン!)

出典: ルマ/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア

ラストはさらにキーが半音上がります。

歌う時は高音で無理をしないようにしてくださいね。

最後はまた1番と同じようなサビに戻ります。

少しだけ違うのは、「バイバイ」を「提唱」ではなく「推奨」としている部分ですね。

案として出すのではなく、おすすめしているわけです。

ここでいう「正解」は1番2番とは違い、一般的な型にはまった「正解」なのではないでしょうか。

そういった固定観念に惑わされずに自分の道を生きることが「正解」。

そう言っているのでしょう。

タイトル「ルマ」と「愛」について

タイトル「ルマ」について

タイトル「ルマ」とは何なのでしょうか。

MV歌詞の中でやたらと強調されるのが「バツ」。

MVでも女の子の横にテストの答案らしきものがありますが、採点は全てバツ。

歌詞の中にも×点が出てきます。

バツはマルの反対です。

つまりマルの反対だから「ルマ」ということなのでしょう。

また、最終的に主人公は「間違いだろうと我を通せばいい」と結論づけています。

「マル」ではないけど、「バツ」でもない。

でも正解ではない

そんなメッセージが込められているのかもしれません。

愛とは……

楽曲のサビには「愛を頂戴」というフレーズが出てきます。

この愛は恐らく恋愛的なものではなく、「周囲からの理解」ではないでしょうか。

他人より不器用で、失敗を繰り返す主人公。

そんな主人公を無理やり「正解」の型にはめたり排除するのは簡単です。

しかしそうではなく、理解をもって見てほしいのです。

主人公にとって同情やお節介は理解ではないのです。

それを理解してあげることが、主人公にとっては「愛」なのではないでしょうか。

最後に

最後になりましたが、上の動画は莉犬バージョンの「ルマ」です。

ぜひ聴き比べしてみてください。

さて、今回ご紹介した歌詞解釈は、あくまで一つの例でしかありません。

みなさんそれぞれの歌詞解釈があるでしょうし、音楽とはそういうものだと思っています。

本記事が一つの解釈例として、皆様が歌詞を見る時の参考になればと願っています。

皆様も歌詞を考察してみて、自分なりの「ルマ」を見つけてみてはいかがでしょうか。

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