恋愛観…タイトルだけで十分かも
タイトルは「守る」「護る」とどちらにも取ることができます。
見守ってくれる「守る」と、外敵からの壁となって「護る」。
どちらも恋愛においてはとても重要なことです。
タイトルでは「まもる」という行動が、自ら動く『まもりたい』になっています。
受け身ではない行動ができる人は心強い頼りになる存在ですね。
恋愛観はこれ以上の何かを求める必要が無いようにも思えますが…。
でも作詞家大倉忠義さんの愛はこれだけではありません。
この後は歌詞にある大切な愛を解説します。
未来のある恋は理想の恋
僕の前に君はいません。
それでも直接話しかけるような歌詞にドキドキさせられます。
目の前に君はいないけれど
遠くはなれていても 思いはつながってるよ
僕の未来にはいつも 君がいるから
出典: まもりたい/作詞:大倉忠義 作曲:宮崎歩,亜美
次にいつ会えるという約束ができない日々。遠距離恋愛のように直ぐには会えない2人。
大倉忠義さんの体験が歌詞になっているのでしょうか。
仕事終わりにデートはできない大人の事情があります。
僕は仕方がないと思っても、いつも寂しさに耐えている君。
でも顔は見えなくても僕はいつでも君の心を見ています。
会えない間も君が心の中からいなくなることはありません。
そして僕がこの歌詞の中で君に伝えたいのは2人には「未来」があること。
今だけではなく2人の将来も考えてそれを言葉にしています。
今日も会えなくて涙をこらえている君にこの思いは届いているはずです。
それはこの後の歌詞を見ると分かります。
君が僕を信じているから
僕の強がりなとこも 素直になれないとこも
黙って愛してくれる君を 離したくない 永遠に
出典: まもりたい/作詞:大倉忠義 作曲:宮崎歩,亜美
大倉忠義さん自身が自分の性格を分析した歌詞なのでしょうか。
人の言うことを聞き入れないマイペースなこじらせ系男子、と診断できる歌詞です。
自分を持っていて、やるべきことはやり遂げるという見解もできますが…。
それでも僕を君は許してくれます。同時に君はいつも僕を待っている。
辛い時間の多い恋愛だけど、君も「未来」があることを信じています。
「愛する」ことは幸せなだけではありません。「愛する」ための努力も必要なのです。
歌詞には努力が無駄でないことを表現した言葉もありますね。
僕のために頑張る君を決して離さない。僕も君を信じているから出る言葉です。
限りない愛を歌う歌詞にドキドキも止まりません。
感謝の言葉も恋愛には必要です
終わりの日まで伝えることは
あの空へ いつかいくよ 星が待ってる
その時が来るまで 一緒にいてほしい
ありがとう 何度でも言うよ
出典: まもりたい/作詞:大倉忠義 作曲:宮崎歩,亜美
恋愛中に聞くと重いと感じてしまう歌詞が出てきました。
今はまだ恋人同士でいたい時。でも僕はもう2人の人生の終わりを想像しています。
もちろん2人の人生はHappy endが約束されているはず。
最後を迎えるまで2人が離れることは無い。これを信じているから出る歌詞ですね。
今は離れている時間が長くても必ず一緒に過ごす時間が来る。
こんな思いもここには込められているのでしょう。
この後には今の君へと2人が過ごした時間への感謝を口にしています。
シンプルに伝える感謝の言葉は続く愛のマストアイテム。
2人が幸せになれる「ありがとう」は大倉忠義さんの優しさ、重くはありません。