誰もいない闇は記憶だけ残して 僕から全てを奪っていく

体がただ沈んでゆく 涙も叫びも深海がさらっていく
どうせならもう抜け殻になってしまえば

ずっとこのまま時間を超えて 深い意識の淵漂っていられたら
僕は一人 ここで生まれ変われるのかなぁ

君のいない海で生きていこうとしたけど
想い出の重さで、泳げない

出典: マリンスノウ/作詞:大橋卓弥・常田真太郎 作曲:大橋卓弥・常田真太郎

今はとことんまで、沈んでしまおう。

何も感じなくなるくらい。

君のいない毎日は、それくらい色を失ったものだったのでしょう。

失くしてからこんなに落ち込むのであれば、なぜもっと大切にしなかったのか。

考えても仕方のないことを考えながら、彼女の思い出の海に、今は一人沈みます。

いつか浮上できる日が来るのか、わからないけれど。

コード譜を紹介

ここで、コード譜をご紹介します。

弾き語りにチャレンジしてみてください。

G DEmDC D   CBm7  Em  Am7    Dsus4D
僕は孤独の海 放り出されて もうさ 溺れてしまうのかなぁ
GD   Em D  C
とはいえ這い上がれない
d   C  Bm7 Em  Fmaj7  Dsus4
どうせ堕ちるなら朽ちて 深海魚のエサになれ

C    Bm       A#dimAm7    Dsus4
君のこと 空気みたいだと思っていた 失くしたら息苦しくて

出典: マリンスノウ/作詞:大橋卓弥・常田真太郎 作曲:大橋卓弥・常田真太郎

ここからD#aug、Am7‐5など、少し押さえにくいコードが出てきます。

 GCDF#m7-5B7EmA7     Am7Dsus4  D  G
体がただ沈んでゆく 遠ざかっていく空 群青に埋まっていく
B7sus4B7Em7D#augEm/D  C#m7-5
僕らもっと色濃く混ざりあえていたなら…

Am7  Bm7  C    Bm7A#7-5
君のいない海を逃れようとしたけど
Am7   Am7‐5DGmaj7
想い出の重さで泳げない

出典: マリンスノウ/作詞:大橋卓弥・常田真太郎 作曲:大橋卓弥・常田真太郎

深海に降り積もる”マリンスノウ”のように

”マリンスノウ”とは、海中のプランクトンの死骸や排出物。それが光で白く照らされて、まるで海中に振る雪のように見えることから、このように呼ばれるようになったそうです。

マリンスノウは決して浮き上がることはなく、ゆっくり、ゆっくりと海底に沈んでいきます。

この歌は、まるで沈みゆくマリンスノウのように失った愛の思い出から浮き上がれない、失恋から立ち直ることができない男性の気持ちを歌っています。

辛いことがあった時は、この曲のように一度とことんまで落ち込んでみるのもいいかもしれません。

ふわふわ漂う、マリンスノウを思い描きながら。

マリンスノウが白く輝くのは、光があるおかげ。

いつか、その光の存在に気が付くまで。

その時が来たら、光を頼りにまた何かが始められるのではないでしょうか。

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