地方ツアーでの移動の車中です。
窓から見える海や田舎の景色。
移動の車窓を見ている間人は色んなことを想うもの。
星野さんはなにを考えているのでしょうか。
やっぱり遠い彼女のこと、風の隙間に思い出します。
乗せた車とすれ違うはずもないのにそう思う。
今の車の人、あの人に似てたなあ、なんて。
スカート
スカートって、テレビ番組のキャラ「お源さん」のそれじゃなく、お母さんのそれです。
記憶の中のスカート。
小さな僕がまつわりついていたあのスカートです。
「何もない~」とは何も悩むことも、すべきこともない、って意味です。
どうしてここでこんな昔にタイムスリップしたのでしょうか?
生まれ変わり
つないだ手って、誰とでしょう?
おかあさんかな?
遠い遠い記憶にまでさかのぼっています。
子ども時代の、濃密なコミュニケーション。
あれはもう戻ってこない。
それにしてもなんで、中盤戦で子ども時代に舞い戻ったのか。
中盤の2曲で、一度むかしに舞い戻ったようです。
たぶん、これまでの人生を見つめ直し、新しく始めてゆくために!
パロディ
自分の創作は、みんなパロディだよと言うのです。
オリジナルじゃない、まがいもの。
誰かが書いたものを寄せ集め、適当なメロディにのせて、ほらどうぞ!
星野さんらしい卑下、謙遜であって、照れ隠しです。
あなたたちを僕はだましてるんだよ、と歌います。
さあ誤魔化しちゃえ、なんて言える軽さこそ、彼のオリジナル。
ニセモノを演じる本物が、ここにいるのです。
終盤戦
季節
レコードノイズ
もうひとつ癒しタイムの曲です。
今度は山や川や虫の居る、ゆったりした世界で、大好きなレコード鑑賞。
レコードをかけるときの、かすかな雑音さえ好きなのがレコードマニア!
暖炉もあって煙を見ながらくつろいでいるようです。
猫、犬、晴れ、この三つが、本当に好きなもの?
実際そばにいてもらいたいもののようです。
星野さんが心の底からいやされるようです。
知らない
終わり その先に
長く長くつづく 知らない景色
さよならはまだ言わないで
物語つづく 絶望をつれて
出典: 知らない/作詞:星野源 作曲:星野源