アヒルボート乗る
アヒルボート漕ぐ
アヒルボート乗る
海までYeah! Yeah!

アヒルボート アヒルボート
アヒルボート ボートボートボート
アヒルボート アヒルボート
アヒルボート ボートボートボート

出典: アヒルボート/作詞:SUSHIBOYS 作曲:タイプライター

冒頭から連呼される「アヒルボート」。

しかしこの中にも彼らのメッセージがあります。

「海まで」という言葉に注目してください。

この曲は

湖の中をひたすら周回するアヒルボートを海に連れて行こう

という彼らの思いから生まれた曲です。

果たしてアヒルボートは海に行けるのでしょうか。

「あひる」にまつわる名作もしっかり網羅

SUSHIBOYS「アヒルボート」をマジでリスペクトした歌詞が面白い!リアルに乗っちゃうMVも最高の画像

あひるボート 乗って
走行するそのうち太平洋
あひるだけど醜くない
beautiful like this song

メロディー 叩く key board
その上を走るあひるボート
can't stop 曲線描く 背中 back
laid back kick back あひるボート 出発

出典: アヒルボート/作詞:SUSHIBOYS 作曲:タイプライター

海を目指した「アヒルボート」はいきなり太平洋へと辿り着きました。

そしてここではあひるを題材にした名作にもしっかり触れています。

あひるだけど醜くない」というフレーズ。

これは有名なアンデルセン童話「醜いあひるの子」のオマージュでしょう。

この物語は醜いあひるの子どもがいじめられてしまうお話でしたね。

その子は結局白鳥の子どもだとわかりハッピーエンドを迎えました。

次のパートでは楽曲上をアヒルボートが走るというメタファーが展開されています。

こういった部分でインテリジェンスを感じさせてくれるのも彼らの魅力ですね。

夢はアヒルボートでインドに

SUSHIBOYS「アヒルボート」をマジでリスペクトした歌詞が面白い!リアルに乗っちゃうMVも最高の画像

昼からアヒルボート
乗って載るビルボード
水陸両用 yoyoyoyo
君んちにアヒルボートで向かうけど
やっぱりETCは NO NO NO
将来的にはこいつ漕いでインドに行き
あのタージマハールを見に行った後に乗り変える象に

出典: アヒルボート/作詞:SUSHIBOYS 作曲:タイプライター

アヒルボート」と「ビルボード」で韻を踏んだ人が今までにいたでしょうか。

「ビルボード」とはアメリカでメジャーなヒットチャートです。

この曲でビルボードにチャートインすることを目指している「SUSHIBOYS」。

やはり只者ではありませんね。

次の「水陸両用」の部分はMVで実現しています。

気になる方は上のリンクからMVをチェックしてみてください。

さらに彼らはアヒルボートでインドに行くことを夢見ています。

タージマハル」はムガル帝国時代の王妃「ムムターズ・マハル」の墓廟です。

世界文化遺産にも登録されているインドでは有名な建築物になっています。

しかし彼らはインドに着いたら「」に乗り換えてしまうそうですね。

ここまでアヒルボート愛を語ってきて急に突き放すこのフレーズ

私は思わず笑ってしまいました。

どこまでも遠くへ

go so far go so far
まだまだ 先までgo so far
あひるさん あひるさんみたいに 
just bring you back good sound
窮屈な湖の 月から日曜
エンジンついてないけど頑張ってこいで進もう

出典: アヒルボート/作詞:SUSHIBOYS 作曲:タイプライター

本来湖から出ることができないアヒルボート。

彼らはそれでももっと遠くへと歌っています。

アヒルボートは自分の足で漕いで進む乗り物です。

それでも彼らは「頑張ってこいで進もう」と言っているのです。

なぜだか勇気が湧いてくる歌詞ですね。

まるで私たちの変わらない日々を応援してくれているようです。

「アヒルボート」が伝えたかったこと

アヒルボートと青い空

アヒルさんに乗り
みんなでPLAY on
雑草 の横に メダカの学校
あるからそっと避けて通ろう
長老の 校長が あひるさーん

週末 休日 水上に 浮かぶ
表情一つ変えずに 優雅に泳ぐ
この湖の事ならなんでも知ってる
天気は快晴 反射する bulle sky
空をかけて行くアヒルボート
に乗り込み swim swim swim

出典: アヒルボート/作詞:SUSHIBOYS 作曲:タイプライター

ここでも彼らのユーモアが光る歌詞が出てきます。

「めだかの学校」は日本を代表する童話ですね。

おそらく多くの人が一度は聴いたことがあると思います。

彼らが言うには「めだかの学校の校長先生はあひる」なんだそうです。

もちろん「めだかの学校」の歌詞にそのような情報はありませんでした。

次のパートではアヒルボートと湖上の風景が描かれています。

アヒルボートの格好良さがストレートに表現されていますね。

やはり目指すは「大海原」!

SUSHIBOYS「アヒルボート」をマジでリスペクトした歌詞が面白い!リアルに乗っちゃうMVも最高の画像