MAN WITH A MISSION【Survivor】歌詞を和訳&解説！この世界で生き残るには？

（和訳）

いま、ここで弾を込める。

この崩れた大地で待っているんだ。

さあ、今日がその日だ。

いこう。準備はできているから。

ここで決意を改める言葉が並びます。

荒れ果てた大地でも希望を見出せたのでしょう。

それは闘いの中で築かれた絆。

正義のために闘いに挑む者、大切な人を奪われた復讐に燃える者。

ただ己の強さを証明したいがために闘いに身を投じる者や闘いの中でしか自分の存在を見出せない者もいるでしょう。

ファイターたちは闘う理由を共にしていなくても、闘いに挑む真剣な姿勢はみな同じです。

そのすべては勝利をその手に掴み取るため。最後まで生き残るためなのです。

（和訳）

僕はなんでも選べるんだ。

変化を恐れないで。

失うものはなにもない。

会心の一撃をこの手に。

そう、鍵はここにあるんだ。

己に打ち勝つことができればもう迷うことはありません。

なんでも選択することができて、なににでも挑戦できるはずです。

そこで生まれるのは怖れという感情。

たとえいい方向であったとしても変化することにはリスクも伴うかもしれない。

そこからはまた迷いが生じてしまいます。

しかし失うものがないと思ったらどうでしょうか。

守るべきものがなければ人は果敢に攻めていくこともできるはずです。

最後の一文は「新しい日を見つけよう」と訳すことができます。

かつて過ごした日々ではなく見たことのない世界をその目にするため、何度でも立ち向かっていけるのです。

この闘いの果てにはなにが待っているのか。

いったいなんのために闘っているのか。

そんな疑問を払拭するかのような言葉には主人公リュウの姿が捉えられます。

これは誰かのためではなく自分のための闘い。

極限まで自分を高め、ただ一点を見つめて進むのみです。

冒頭と同じ歌詞からは最初に覚えた危うさはもう感じられません。

脆い世界にしっかりと立ち、その大地を踏みしめて向かっていく。

別れも糧にして真の勝利へと突き進んでいく強い意志がここにはあるのでしょう。

すべては生き残るため。 生き残って勝者となる。

何回でも自分の殻を打ち破っていくのです。

輝かしい勝利を掴み取るために。

このファイターたちの姿勢はゲームの世界だけにとどまらないものでしょう。

現実も競争の世界です。

学校や会社、ときには安らげる場所ですら闘いが巻き起こってしまう現実。

自分の意志に反して挑まなければならないときもあります。

常に1対1の闘いではないときもあるかもしれません。

それが理不尽に思える場合も当然あるでしょう。

人生でも物事に打ち勝つ信念は必要になってきます。

そして自分を高めて自分自身に打ち勝っていくことも。

すべての闘いが勝ち負けで決まることではありません。

しかし自分自身に負けないことはどんな状況でも変わらないのではないでしょうか。

きっと私たちもはじまりの鍵をもう手にしているのかもしれません。

その先にある進化や成長、そして自分の可能性につながる鍵。

あとは自分を信じて進んでいけば求めているものも手にすることができるのでしょう。