『世界で一番孤独なLover』が凄い！シングル「ガールズルール」収録曲♪歌詞&動画情報【乃木坂46】

「世界で一番 孤独なLover」で特徴的なのがMVで、中でもメインシーンで出てくる階段が印象的な方も多いと思います。

あの場所は原宿の東急プラザ表参道原宿で、メインエントランスの階段で撮影されています。

他のシーンで使われている場所の内訳として、まずは渋谷駅前交差点が登場します。

次に、今はもう卒業した橋本奈々未が横断歩道の真ん中に立ち尽くしている場面は井の頭通り入口交差点です。

そして、神南一丁目交差点のマルイシティ前に立っている場面で登場するのが松村沙友理です。

続いて西武渋谷店B館と西武パーキングセンターの間に登場するのが生田絵梨花、井の頭通入口交差点の東のガード下に登場するのが桜井玲香です。

そして、センターを務める白石麻衣が登場するのが、後ろにタワーレコード渋谷店が見える宮下公園の歩道橋です。

生駒里奈は新東京ビルの横の階段、通称「シスコ坂」に登場します。

西野七瀬は渋谷一丁目にあるPINK DRAGON前で登場し、高山一実はFILBERT STEPS渋谷神南店前で登場します。

東京に住んでいる方にとってはなじみ深い場所も多いのではないでしょうか。

この頃はまだ乃木坂46が今のような爆発的な人気を誇っていたわけではありません。

そのためこのように東京のど真ん中でロケを行っても、ファンが周囲に殺到することもなかったのでしょう。

しかし今同じようなロケを行ったら、きっと現場はパニックになってしまうでしょうね。

彼女たちの歩んできた歴史が感じられるという意味でも貴重なMVなのではないでしょうか。

ここでは「世界で一番 孤独なLover」の歌詞の意味に迫っていきます。

まず冒頭の歌詞では、主人公の恋人のことが表されているのでしょう。

恋人はどんな人かということがこの部分を紐解いていくことで分かるようになっています。

まず彼は、普段はクールでどちらかというと周囲の人々と群れることなく、独りで行動するタイプのようです。

タイトルである「世界で一番 孤独なLover」とは主人公の恋人のことを指しているのではないでしょうか。

そんな彼が突然主人公に対してかけたのは、自分を気にかけるような優しさが感じられる言葉。

そのことに対して、主人公が動揺していることが分かります。

何故なら、今まで彼はそんなことを言わなかったから。

彼の様子がいつもと違うことに対して主人公は動揺しているのでしょう。

何故、クールだった恋人は突然主人公に対して優しくなったのでしょうか。

それはこの歌詞パートを読むことで分かっていきます。

恐らく2人は別れ話をしていたのでしょう。

大雨の中、突然恋人から別れを切り出されてショックを受けている主人公。

別れ話だというのに自分を気遣う恋人の優しさによって、逆に別れが悲しくなってしまっているのが分かります。

ぶっきらぼうに振ってくれた方が良かったという心境なのでしょう。

今まではクールだと思っていた恋人の、優しい一面を見てしまったせいで未練が残ってしまったのかもしれません。

ここでは恋人が別れの理由について述べているのが分かります。

彼は他の人を好きになったから、彼女と別れようとしているわけではないようです。

彼曰く、この別れは主人公の未来を思ってのことなのだといいます。

主人公のことを嫌いになったわけではないということが、逆に彼女を苦しめているのでしょう。

自分のことを嫌いになったのなら、まだ諦めが付く。

そうではないからこそ、彼女は行き場のない気持ちを抱えているのでしょう。

お互いを想い合っているにも関わらず、別れという選択をする。

そこには深い悲しみと切なさが漂っています。

「世界で一番 孤独なLover」はドラマ「バットボーイズJ」の主題歌にもなった曲です。

これは不良もののドラマで、それに伴って曲調もどこかカッコよく、攻撃的な曲に仕上がっています。

PVでは自転車で颯爽と走り抜けるシーンもあり、曲調も良いので気分が高揚している時に聞けば更に盛り上がりそうですね。

しかし聞き手によっては、この曲は展開がシンプルなので飽きると捉える方も多いようです。

ですが、この曲は最後まで飽きさせないよう工夫もあり、アレンジなどで変化が入っています。

Cメロのコード進行に変化をつけたり、ラストのサビの所で転調し、工夫が見られます。

疾走感のある曲調とは裏腹に歌詞では切ない恋愛模様が描かれていて、思わずドキッとしてしまいますね。

ファン投票で第6位にもなったことのある曲なので、思い入れのあるファンの方々は多いかと思われます。

聴いたことのない方は、ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか？