次は「アウトサイダー」が6位にランクイン。
こちらの楽曲は、サビでボーカルの長屋晴子さんがタイトルを叫ぶ様子が印象的です。
前述した「regret」とは歌詞の内容が対照的。
本作では自信や行動力がテーマとなっています。
例え周りの輪から外れてしまったとしても、自身の考えを貫く主人公。
強さが前面に出ており、後悔が似合わない表現が目白押しです。
上記のような前向きな歌詞に力強い歌声が溶け合い、聴く者に勇気や希望を与えます。
夢に向かって頑張るあなたと一緒に歩んでくれる一曲です。
心折れそうな時やうまくいかないと悩む日々に効くお薬的な楽曲ともいえるでしょう。
5位:始まりの歌
5位はインディーズ時代から愛される名曲「始まりの歌」です。
こちらは青春の1ページを切り取ったかのような清涼感のある曲調。
今にも走り出せそうな爽快感が魅力です。
また歌詞はタイトル通り、何かを始める時の心境を歌っています。
先を越されたあの子を羨んだり、夢は叶わないと諦めたり…。
輝かしい未来だけでなく、リアルな心の動きを表現しています。
向き合うべき現実とこれから始まる美しい未来。
これらの描写バランスが聴く者の心を動かす秘訣といえるでしょう。
4位から2位を解説
ここまでは7位から5位をご紹介しました。
ここからは4位から2位を解説致します。
4位:Bitter
4位には草食系女子のラブソング「Bitter」がランクインです。
Aメロでは大好きな彼に対する様々な欲望が溢れ出る主人公。
しかし実際に口には出せずに悩む、引っ込み思案な女性が描かれています。
肉食系女子が増加する現代ですが、本作で登場するのは控えめな女の子です。
男性に刺さるであろう女性らしさ満載の女性像が表現されています。
また恋の感情を、彼の好きなチョコレートに例えたサビの歌詞も魅力の1つ。
この部分はタイトルともリンクしており、リョクシャカらしい変化球の表現です。
上記よりこの楽曲はただの王道ラブソングではありません。
女性のふわふわとしたかわいらしさと、表現の巧妙さが魅力の作品といえるでしょう。
3位:あのころ見た光
3位は年齢にちなんだ楽曲「あのころ見た光」です。
こちらは彼らが21歳の時に制作された、節目の歌として有名。
歌詞はこの時期ならではの憂鬱とその先の輝かしい未来を描いています。
本作ではまず前半で理想と現実の狭間にある若者の苦しみを丁寧に描写。
その後後半に将来を描くことで、より輝かしく感じます。
こちらは楽曲に秘められた演出効果といえるでしょう。
また言葉尻が力強く、主人公のまっすぐさも表現されています。
この曲を制作した年齢と同世代のあなたならそれらの悩みに共感できるはず。
辛い毎日に一緒に寄り添ってくれる楽曲に仕上がっています。
2位:sabotage
2位はドラマ主題歌として圧倒的知名度を誇る「sabotage」です。
こちらはドラマのために書き下ろされた楽曲。
自分をテーマに、理想像や個性に焦点を置いた作品となっています。
周囲が気になり、本当に思っていることややりたいことから遠ざかってしまう…。
そんな我々に自分らしさを尊重することの重要性を教えてくれます。
前半部分には消極的な描写もありますが、基本的には挑戦の表現が中心。
明るい曲調も相まって、明日からの意欲が湧く作品です。
どうしてもやる気になれない日曜日の夜におすすめといえるでしょう。
栄えある第1位は…?
大変長らくお待たせ致しました。
栄えある1位は、ライブの定番曲「またね」です。
心にぐっとくる切ない歌詞と、リズミカルな曲調が対照的なこちらの楽曲。
素直になれない大人の恋愛模様を表現しています。
強そうで弱い。そっと消えてしまいそうな儚さ。
歌声は力強いはずなのに、何処か寂しさや哀愁を感じます。
そんな不思議を持ち合わせた楽曲です。
まとめ
ここまでは緑黄色社会の人気ソングをランキング形式でご紹介しました。
いかがでしたか。
頑張る人の背中を押す応援ソングから、人間の裏側を描いた楽曲まで…。
幅広い彼らの魅力を垣間見ることができました。
他にもリョクシャカには視聴者の心に刺さる楽曲が数多くあります。
当サイトにはそんな魅力を解説した記事が満載です。
最後になりましたが、ここではOTOKAKE内に掲載中の緑黄色社会の記事をご紹介します。
緑黄色社会【あのころ見た光】MV&歌詞の意味を解釈!不安と希望が渦巻く21歳の気持ちに心が震える… - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
今回は、緑黄色社会さんが2018年11月17日にリリースするミニアルバム【溢れた水の行方】に収録されているあのころ見た光です。緑黄色社会さんらしい疾走感があり応援されるように後押しになる一曲です。