タイトルの『STARSHIP』は宇宙船という意味です。
宇宙船に乗って誰もいない遠くの星まで飛んでいこうという内容の歌詞になっています。
大好きな君と、このつまらない街から飛び出よう。
そんなことが前後の歌詞には綴られています。
ふと好きな人を独り占めしたくなった主人公の想いが、赤い『STARSHIP』によって空へと放たれていくようです。
第8位 ラストシーン
「ラストシーン」ミュージックビデオ
ロックなナンバーであるこちらの楽曲は、MVもぜひご覧ください。
いい感じの脱力感があって、それでいて疾走感のある3ピース。
男らしいロックバンドの良さが前面にでているシンプルなMVです。
しかし彼らの世界観やここまで走ってきた勢いが『ラストシーン』によって爆発しているような。
そんな感覚にもなるのが不思議です。
近年ロックバンドは昔のような勢いがなくなっていたように思いますがそれを盛り返してくれそうなナンバー。
というのも、凝ったアレンジでごまかすのではなくあくまでも3ピースにこだわっています。
3つの楽器そしてそこにボーカルによって一体感が生まれる仕上がりは下手なアレンジよりも最高。
ひたすらに楽器を演奏する3人も昔のロックバンドを彷彿とさせるようで魅力的に映ります。
ミニアルバム『ヴィーナス』収録曲
第8位として選んだこの『ラストシーン』は彼らのセカンドミニアルバムに収録されています。
前回のアルバムから数か月でリリースされたミニアルバム『ヴィーナス』です。
メジャーデビューしてすぐに立て続けに楽曲を作り込むというのはなかなかできるものではありません。
楽曲づくりにおいても、『SIX LOUNGE』は若手とは思えないほどの才能があるのだと思います。
特に作曲をしているヤマグチユウモリは、その才能を若い頃から開花させてきました。
彼は1曲作るのにメロディを量産するため“出来上がるころには2曲目が作れるのでは?”と周囲に言われる程。
この楽曲もまさにそうで、サビ部分だけではなく1曲ずっとサビでもいいほどの出来栄えです。
第7位 大人になってしまうなよ
『大人になってしまうなよ』音源
まずは『大人になってしまうなよ』をお聴きください。
動画の1:06あたりからになります。
ギターの弾き語りではじまるこの曲は、若い彼らからのメッセージです。
時間が経っていくことの切なさをメロディックに表現した1曲。
大人になっていくということは、色んな表情を持たなければいけません。
その感覚を「自分に嘘をついて」という言葉で表現している歌詞になっています。
残念ながらYouTubeではアルバムのトレーラーとしてしかアップされていません。
そこで曲の全貌を知りたい方にはこちらをご紹介します!
カバーですが、楽曲の全貌をすることができるのでぜひ聴いてみてくださいね。
ミニアルバム『おとなになってしまうなよ』収録曲
第7位に選んだこちらの『おとなになってしまうなよ』は彼らの1stミニアルバムに収録されています。
ミニアルバムタイトルは『おとなになってしまうなよ』。
「プラマイゼロ」という楽曲にも“大人になっても”というフレーズが出てきます。
大人になってしまっているとこのフレーズは出てこないと思います。
ということは、彼らはこの時点で自分たちが大人になっていく前段階にいるということ。
きっと大人っていうのはどういうものかという抽象的なイメージはあるが、それに染まりたくない。
そんな気持ちもあるのではないでしょうか。
色んな楽曲を注意深く聴いてみると、そんな想いが伝わってきます。
第6位 ふたりでこのまま
『ふたりでこのまま』ライブ映像
こちらは「SIX LOUNGE TOUR 2018 “夢うつつ” at LIQUIDROOM」時の『ふたりでこのまま』です。
ライブの熱量が半端ないといわれるSIX LOUNGEですが、この楽曲は特別な気がします。
観客と一体になって盛り上がるのはもちろんのこと、それ以前に歌と演奏がうますぎやしないかと…。
この『ふたりでこのまま』は歌詞も魅力的です。
歌詞を詳しく解説している記事がありますので、こちらでご紹介します。
SIX LOUNGE【ふたりでこのまま】迫力ライブ画像を解説!あなたも熱狂している観客の一員になれ! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
大分発の3ピースロックバンド、SIX LOUNGE。今回は彼らの迫力あるライブ映像がMVにもなっている「ふたりでこのまま」をご紹介させて頂きます!