SIX LOUNGEとは?
日本のロックンロールバンド
SIX LOUNGEは大分県出身のロックンロールバンドです。
メンバーはギター&ヴォーカル担当「ヤマグチユウモリ」、ドラム担当「ナガマツシンタロウ」、ベース担当「イワオリク」の3名となっています。
メンバーの年齢が20歳前後と若さ溢れる青年の方々です。グループ結成は2014年からなので16歳前後で活動を始めて今のSIX LOUNGEまで成長してきています。
パンチのある歌詞に汗水隠さない熱いロックスタイル、まだまだ世間的には成長途中といった状態ですが後数年経てば凄まじい力を発揮するバンドになると思います。
『俺のロックンロール』の歌詞の意味
どストレートに歌うこそ生きること
朝から強い風に押されて
目の前の君に近づく
二人の気持ち風に流され
晴れた青空に消えたよ
出典: 俺のロックンロール/作詞:SIX LOUNGE 作曲:SIX LOUNGE
「朝から強い風に押されて~」の部分は気持ちの混ざり合いを語っています。強い風と強い風がぶつかり合うと風の勢いは中和され混ざり合うのです。
これを彼女と自分の関係に当て嵌めており、個は強いけれどもいがみ合わない、ごく自然な関係性であると語っているんです。
歌詞は恋愛系ではありますが、「俺のロックンロール」は既に完成された恋なんです。恋人関係になるまでではなく、恋人になってからの想いを歌った曲ですね。
ある日君に声をかけた
俺の歌を聴いてほしい
場所は少し遠いけれど
絶対来いよ約束だぜ
出典: 俺のロックンロール/作詞:SIX LOUNGE 作曲:SIX LOUNGE
ここはライブへの誘いです。そう、「俺のロックンロール」は彼女に対して【これが俺のロックンロールだ】と聴かせたい、想いをぶつけたい曲です。
「場所は少し遠いけれど」というのは単に場所の事ではなく、【ロックンロールの良さを、俺達の曲を解ってもらえていない】という事情を表しているんでしょう。
前の「強い風に押されて~」の部分で彼女と気持ちが混ざり合うと書きましたが、同時に強い風に押されて真っ向から近づいているのは「対立」とも捉れます。
音楽の感性は個人の差が激しい部類であって、少しズレたらグループ解散とかありますから難しいものです。
それを理解しつつも熱く想いをぶつければ解ってくれると信じてライブハウスへと誘いをかけているんです。
整えられず伸びた前髪
着飾ることも興味がなく
生きていると実感できる
場所はいつでもライブハウス
出典: 俺のロックンロール/作詞:SIX LOUNGE 作曲:SIX LOUNGE
自分らしさ=生きている実感を感じられるのがライブハウス、自分の居場所は会社や家ではなくライブハウスだと語っています。
自分を黙らせて生きていくような生き方も、身なりだけ整えた外見だけの生き方は嫌だ、誰が何と言おうとライブハウスこそが自分の居場所だと豪語していますね。
首輪のかかった君に自由を
教えてあげたい俺の歌でさ
あいつらが言う社会のルール
そんなものもう聞き飽きたぜ
出典: 俺のロックンロール/作詞:SIX LOUNGE 作曲:SIX LOUNGE
ここはルールに縛られた彼女を想っての歌詞です。
皆が言う社会のルール、それは生活の安定を守るものでもあれば人を締め付ける縄であります。
リアルでも、ルールが人を縛っている場合が非常に多く、頭髪の色や長さに制服着用義務、時間通りの出社やお辞儀の角度など細かいルールで窮屈です。
そんな窮屈さから抜け出させてやりたい、自由にさせてやりたいと願って彼女をライブへと誘い、ありのままの自由な俺を見てくれ聴いてくれと言っています。
全力の愛を君に
例えば君がほんの少しの
小さな涙を流すなら
立ち止まること、泣くこと全て
俺が受け止めてやるから
怖くはないぜみんなひとりさ
でも辛い時ひとつになる
今生きていることが嫌になる
その時はほら
出典: 俺のロックンロール/作詞:SIX LOUNGE 作曲:SIX LOUNGE
現実での辛い出来事や悲しい事があっても誰にも縋れない、自分は孤独だと感じた事あると思います。
結局、人間はいつまでたっても一人です。全て解ってくれるような人なんていない、全て見てくれる人なんていないんです。
でも、人間は一人ですが独りではありません、全て解らずとも全て見れずとも、心を許し許せる誰かは必ずいます。
そして、彼女にとっての誰かであり続ける事を歌にしているんですね。
愛しい君に俺のロックンロールを
うるさいだけでただの照れ隠しさ
この汗と感情愛しい君に届け
この叫ぶ感情はすべて君のためさ
出典: 俺のロックンロール/作詞:SIX LOUNGE 作曲:SIX LOUNGE