「花」は命がテーマの映画主題歌
「花」は2013年1月にデジタルシングルとしてリリースされました。2013年3月に公開された映画の主題歌に起用。
映画は保健所で行われている犬の殺処分に関するお話です。実話を元に映画が作られました。
映画のタイトルは「ひまわりと子犬の7日間」。ストーリーを追ってみましょう。
2007年宮崎。動物園が閉鎖され、保健所に勤める神崎は一緒に飼育係をしていた妻を亡くしている。犬を殺処分の7日間を勝手に延ばしていると上司から叱られている。そんな仕事を娘が知って会話も途切れる。ある日、苦情があって子犬と凶暴な母犬を捕まえる。娘は母犬たちを救えと嘆願。寒さで子犬が死ぬ。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ひまわりと子犬の7日間
あらすじ紹介が少し長くなりますが、犬の殺処分は今でも完全には解決していない問題。犬好きの私にとってはとても悲しいお話です。
流行や一時の思い付きで犬に限らずペットを飼うことが原因にもなります。
命を預かる責任を忘れることなく、良きパートナーとして歩む覚悟を忘れないで欲しいと切に願います。
知っておいて下さい
女友だちの獣医がブログで紹介。親子を引き取る人が現れるが、母親が安全という保証が必要だ。泊まりこみ、懐柔するが、噛まれ、「こいつの物語に一歩近づけた気がする」「人間がこいつを野良犬にした」という。殺処分の前日、娘が「ひまわり」と名づける。処分直前に飼い主を思い出して神崎になつき、親子で引き取ることにする。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ひまわりと子犬の7日間
いくつもの壁を乗り越えて再び安心して人間と暮らせるようになったひまわり。
最悪の事態を避けられたことにホッとすると同時に、この映画がペットたちの現実を知るきっかけになって欲しいと思いました。
ペットを迎えるときは保護犬や保護猫も候補に
私は保護犬を我が家に迎えようとして、保護団体が新しい飼い主を募集する譲渡会に通ったことがあります。
半年ほど通いましたが優先しなければいけない都合ができて断念しました。
今は猫ブームですが相変わらず私は完全な犬派。譲渡会に通っていた当時は保護されているワンちゃんを全員連れて帰りたくなりました。
様々な事情で飼えなくなってしまった犬や猫の授かった命をつなげることができる譲渡会。
もしペットをお家に迎える計画があるのなら保護犬や保護猫のことも思い出して下さい。
Snar Pocketの歌からかなり逸れてしまいましたが映画の主題歌にもなった「花」にも命があります。
命にもつらい心にも寄り添える、Sonar Posket「花」の歌詞を紹介していきます。
もしかして私のことを歌ってる…?
歌詞を見た時に『この歌のモデルは私…?』と思ってしまいました。
同じことをしていてもあの子は叱られないのに、いつも私は叱られる。
他の子は常に華やかな表舞台にいるのに自分は裏方専門。
損してる・貧乏くじなどと落ち込む場面が人より多いと感じる私です。
でもモヤモヤを抱えているのは私独りじゃないことを教えてくれた「花」。
Sonar Pocketが言い出せない言葉を抱えたまま日々送る心を歌にしてくれました。
信じてた人に裏切られて 誰かを信じること怖くて
いつからか我慢ばっかの毎日だろう
誰かがくれた優しい言葉も受け止められない自分が居て
そんな自分を嫌いになって
「どうすればいい?」「助けて欲しい…。」
「自分って何?」「もう分からない…。」
出典: 花/作詞:Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket・KAY
裏切られるのは自分のせい?
こしあんと信じて食べたおまんじゅうが粒あんだった、そんな小さな裏切りもあれば、文章にするのも困難な程の大きな裏切りもあります。
自分が弱いせいで裏切られたと思い込んで一方的にメンタルはどんどん落ちて行きます。
『あっそう、別に気にしていない』と切り返して、裏切りに耐えていることを装う自分。
心は傷ついてる、絆創膏を貼って治せる状態じゃない位にズタズタな心が自分の中に存在しています。
本当に言いたいことがどこにあるのかも分からない自分を認めたくなくて、一歩も動けないままでいます。
この91文字を実行できる私になりたい
ふとこぼれた涙 それが君が君でいることの証だから
何も考えなくてもいい ありのままの自然体でいい
明けない夜は決してないんだよ 無理しないで休んでもいいんだよ
鍵かけた心の扉 少しずつ開いて行こう
出典: 花/作詞:Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket・KAY