安室 奈美恵「BRIGHTER DAY」の意味とは？歌詞を解説！どんな道を選んでも輝く道だから…

”君はファイター”、”君は勝者”。

ここで描かれている人はとても強く、才能あふれる人なのでしょう。

傷だらけのまま戦い、痛みもやさしさに変えるほどの勝者。

目は輝いていて、どんな言葉も負けるほどstanding out＝才能がある、突出している、頭角を現している。

そんな人をまぶしく、誇らしく思う主人公の気持ちも伝わってきます。

winding road=曲がりくねった道の先にたどり着いた現在は、昔夢見た未来とは違う場所にある。

そのことに気づき立ち止まってしまいます。

なぜ昔描いた未来に今いないのだろう。

後悔する気持ち、悔しい気持ち、そんな感情が読みとれますね。

でも、そんな現在も捨てたものではない。

また前を向いて未来に向けて頑張っていこう。そんな意思も感じます。

1番のサビの歌詞と異なる点は「いつの日か Glory その手に　掴むまで Fight and pray」ですね。

夢を語ってほしいと歌っていた1番に比べれば、勝利を掴むまで戦い祈ろうと言っている2番は、ずいぶん物事が進んだように感じますよね。

同じ時間を過ごしたことで、きっと二人の関係性も深まっているのでしょう。

ここではまだ知らない世界があるんだという解釈ができます。

「経験する」ことを「味わう」と表現することで、どこか「楽しむ」という要素も入っているように感じます。

「You know that life goes on and on」とは人生この先もずっと続くから、という意味です。

この先の人生で例え迷いがあったとしても、選んだ未知を振り向かないでと歌われています。

選んだ道を振り向いてしまうこととは、つまり過去を後悔してしまうこと。

前だけ向いて歩いていこう、未知を楽しもう。そんな気持ちが込められているように解釈できます。

ここまでの歌詞をふまえて、もう一度サビの歌詞を聞くと、より一層力強く応援している気持ちが伝わってきますね。

こんな風にそばで応援してくれる人がいる羨ましささえ感じます。

そしてまた、聴く人への『安室奈美恵』からのエールかもしれません。

さあどこまでもこのまま行こうよ、とは、選んだ道を後悔せず未来に向けて前進を続けようという意味に解釈できそうです。

Brighter day=より輝かしい日々に向けて。

I’ll be there for you＝私はあなたのためにそこにいます。

there=「そこ」とはきっと「未来」のことでしょう。

選んだ未来。

夢をつかんだ未来。

より輝かしい未来に私はあなたのそばにいますよ、と歌われています。

『安室奈美恵』も出演するミュージックビデオでは、楽曲に込められた想いを表現しているそうです。

例えば『安室奈美恵』が指先で描いた軌跡は「選んだ道」を示しており、誰もが自由に進むべき道を描く＝「選ぶ」ことができることを表しています。

また、描いた軌跡が金色に輝きながら残ることも、選んだ道はいつでも輝いているということを示してると思われます。

歌詞を一緒に確認することのできるこのPVは2017年9月時点で496万回再生を超えています。

この数字からも、関心の高さがうかがえますね。