【ポルノグラフィティ／歌詞】人気ランキングTOP5を発表！意味深な歌詞を徹底解説！

「アゲハ蝶」の歌詞をご紹介するにあたって、どの部分が1番印象的か考えましたが、やはりこの楽曲はサビが何より作品の雰囲気を物語っていると感じました。

中でも“あなたに逢えた それだけでよかった”という一節に、切なさが凝縮されているように感じます。

ただ、あなたに出逢えたことを感謝して、あなたの顔が見られるだけで幸せだったのに、恋は自分では制御できない貪欲な力を発揮してくるものです。

“愛されたい”……そう願うだけで届かない恋、叶わない恋は一気に心を傷めつけてくるんですよね。

恋に苦しみ、悩む人の心に寄り添い、そしてその人たちの苦しさを共有することで癒しをくれるような楽曲です。

2003年9月、彼らの12thシングルとしてリリースされた「メリッサ」は、アニメ『鋼の錬金術師』のOPとして採用されました。

アニメとのタイアップは、2000年にリリースされた「ヒトリノ夜」がフジ系列アニメ『GTO』のOPに採用されて以来2度目となりました。

シングルのジャケットに描かれているイラストはギター担当である晴一が描いたものです。

深い歌詞と物語性の強いMVなどが話題になり、アニメ『鋼の錬金術師』と共に人気を博した楽曲です。

どうしても諦められない恋や断ち切れない想いを胸に抱く時、いっそのこと自分が恋い慕う相手に、この恋を終わらせてもらいたいと思うのは1度くらい感じる気持ちではないでしょうか。

こんなに辛く悲しい気持ちを抱くくらいなら、せめて恋する相手によってとどめを刺してもらいたい気持ちはわかる気がします。

例えば未練の残る元カノが、新しい彼と仲良く歩いているところを見れば、自分の中のくすぶる思いは消えてくれるかもしれません。

思わせぶりな人を好きになって、自分の気持ちを弄ばれるくらいなら、いっそのこと相手の最低な部分に触れた方が吹っ切れるかもしれません。

嫌いになりたくはないけれど、憎むくらい嫌いになれた方が、叶わぬ恋や未練のある恋を諦めるには最善なのかもしれませんね。

2000年9月にリリースされたポルノグラフィティの4thシングル「サウダージ」は、1stシングル「アポロ」と同じく初期ポルノグラフィティを代表する大人気曲です。

シングル・アルバムを通して初めてオリコンチャートの1位を獲得した記念すべき作品で、最終的に売り上げもミリオンを超えたといわれています。

歌詞が女性視点で描かれているためか、歌詞カードは女優の山本未来が書いており、シングル作品が丸ごと繊細な雰囲気を持っています。

ただこの“女性視点”に関しては、作詞をした晴一自身が“男性にも女性のような心があるので、そういった部分を表したかった”というような事を語っており、男性にも人気の高い楽曲です。

ポルノグラフィティの楽曲は失恋を歌った作品に人気がある傾向があります。

今回のランキング1位・2位はいずれも失恋や思い通りにいかない恋を歌った作品でした。

サウダージには正直な女心が歌われていて、やはり失恋は“寂しい・大丈夫”が入り交じっていると表現しています。

きっと別れた彼と逢えば、心配かけたくないとか強がりで“大丈夫”と言ってしまうのでしょうが、本心には1つの大丈夫に対して2つの寂しいがくっついてくるのです。

しかし、この“寂しい”を汲んでくれるほど、彼は自分に対してすでに気持ちがない事が、また新しい寂しさを生み出しますね。