ファンや周りの人への感謝を綴った「SP Thanx」
「上海ハニー」や「ロコローション」など、次々と大ヒットソングをリリースしてきたORANGE RANGE。
今回はそんな彼らが歌う感謝ソング「SP Thanx」という曲を紹介していきます。
「SP Thanx」の読み方は「スペシャルサンクス」で、"特別感謝している気持ち"を曲名にしているのです。
この楽曲が作られたのは、ちょうどORANGE RANGEが「ロコローション」などで一躍有名になった頃のこと。
支えてきてくれたファンのみんなや周りのスタッフ、家族や友人といった全ての人への感謝を歌っています。
ORANGE RANGEのファンはもちろん、そうではない人も共感できる感動の作品といえるでしょう。
アルバム「musiQ」に収録されている!
「SP Thanx」は、ORANGE RANGEのアルバム「musiQ」に収録されています。
アルバムを作るにあたって、みんなへの感謝を伝えるべく制作されたのが「SP Thanx」でした。
「musiQ」には「ロコローション」「以心電信」などの大ヒットソングも一緒に収録されています。
"このような大ヒットソングができたのも、自分たちを支えてくれたみんなのおかげ"
そんな彼らからの熱いメッセージが込められているようにも感じられます。
アルバム一枚を通して聴くとさらに感動できるので、ぜひ「musiQ」を通しで聴いてみてはいかがでしょうか。
色々な人に当てはまる感謝の歌詞を徹底解説!
「SP Thanx」の歌詞では、親への感謝、友達への感謝、そして支えてくれた全ての人への感謝が綴られています。
一応「ORANGE RANGEのメンバーがみんなに向けた感謝ソング」となっていますが、色々な人に当てはまる歌詞といえるでしょう。
辛かった時に助けてくれた人。
いつもパワーや癒しを与えてくれる人。
自分の側にいてくれる人。
そんなかけがえのない人たちの顔を思い浮かべながら、ぜひこの楽曲の歌詞をチェックしてみてください。
きっと感動すること間違いなしですよ!
それでは、さっそく歌詞の内容を紹介していきましょう。
1番の歌詞
挫折を味わっていた主人公
騒がしい街の中で あの日進めないままで
「どこに向かえばいーの?」その迷いを
投げ出し耐えたあの日々の流した涙
出典: SP Thanx/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE
歌詞の冒頭では「挫折していた主人公の過去」が描かれています。
騒がしい街というのは、主人公の人間関係とも重ね合わせることができるのではないでしょうか。
それぞれ目的を持って、どこかへと足早に歩いていく周りの人たち。
でも、主人公はそんな周りの人たちを見て焦るものの、どこへ向かえばよいのか分からなくなっていたのでしょう。
どうすべきなのか全く見えてこなくて、不安な気持ちや投げやりな気持ちに支配されてしまった主人公。
解決策も思いつかず、涙を流していたことがこの歌詞から伝わってきますね。
主人公の気持ちに寄り添ってくれた母親
目を開けるとぼやけた視界から 母の姿
初めてすがった そんな俺に答えは言わなかったんだ
「好きなことをやりな」
出典: SP Thanx/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE
絶望する中で最初に手を差し伸べてくれたのは、主人公の母親でした。
母親は余計なことは一切言わず、主人公の気持ちを全て酌んで、ただただ主人公のやりたいことを応援してくれたのです。
主人公には本気で叶えたい夢があって、そのことを母親は分かっていたのでしょう。
だから、夢を否定するわけでもなく、絶対に叶えなさいとアドバイスするわけでもなく、主人公の心に寄り添ったのだと思います。
母親の言葉に救われた主人公
そこには何かカギが そっと押してくれた重い背中 たった一言だけだが
全力で挑むことの意味 強くなれたんだ俺自身
最後に答えを出すのは自分だった・・・
そう 気づかせてくれたんだ
出典: SP Thanx/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE