ORANGE RANGEの夏ソング『ロコローション』
夏のイメージにピッタリ!
ノリで夏を満喫するパーティ感
曲のメインテーマは『クモン』に注目!
Ah ah なんかイイ感じ 青空 海 どう?このロケーション
Ah ah マジでナイスバディ クモンベイベ DO THE ロコモーション
出典: ロコローション/作詞:Carole King/Gerry Goffin/ORANGE RANGE 作曲:Carole King/Gerry Goffin/ORANGE RANGE
この曲において繰り返されるメインテーマとなるフレーズです。
細かいことはどうでもいいから、この夏っぽい景色を楽しもう!
そういう勢いが表されています。
全体的に勢いで押し切った感じに受け取られがちな歌詞ですが、実はちゃんと練られているんです。
例えば、ここで出てくる『クモン』という表現。
英語表記だとおそらく『C’mon』だと思いますが、あえてカタカナで記されています。
この場合、聴いた感じだと『クモン』と聴こえる感じの発音になりますので、正確といえばそれまでです。
しかし、今回はもう一段階掘り下げてみました。
一般的にカタカナだと『カモン』と書くほうが多い中で、あえての『クモン』。
これはおそらく、2つの意味があると思われます。
まずひとつは、『さぁ行こう!』という通常通りに翻訳した場合の意味。
もうひとつは、日本語の『苦悶』という意味です。
そして文末の『ロコモーション』には、和訳では『移動(力)』といった意味があります。
これらを総合して考えると、このシーンの情景が浮かんできます。
誘われて困っているナイスバディな彼女を、「さぁ行こう!」と半ば強引に連れ出したいのでしょう。
なんともノリノリな主人公です。
こういう細かい演出が、この曲には散りばめられていますので、注意して見ていきましょう!
『ロコローション』の意味とは
耳に残るフレーズの真意に迫る
Ah ah ロコローション Ah ah ロコローション
出典: ロコローション/作詞:Carole King/Gerry Goffin/ORANGE RANGE 作曲:Carole King/Gerry Goffin/ORANGE RANGE
タイトルでもあり、曲内で何度も繰り返される『ロコローション』。
これはどういう意味なのでしょうか。
ORANGE RANGE側から明確な説明がないので筆者の主観で解説します。
まずは単語を2つに分けます。
『ロコ』
『ローション』
それぞれの意味を見ていきましょう。
『ロコ』の意味
まずは『ロコ』について。
Wikipediaで調べると下記のように解説されています。
アメリカ合衆国のハワイ州在住で、その地で生まれ育った人たちをさす言葉。
英語のlocalに由来すると言われている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ロコ
これは複数あるうちの意味のひとつを抜粋したものです。
沖縄出身のORANGE RANGEなので、てっきり沖縄の話かと思いましたがまさかのハワイ。
意外でした。
そう、この曲はハワイをベースに描かれる物語だったのです。