miwa【めぐろ川】歌詞の意味を解釈！君って誰のこと？故郷を離れたmiwaが一途に伝えたい想いとは…

いよいよクライマックスのサビです。

リフレインが基本ですがディテールが違います。

目黒川の桜並木が満開になる季節を迎える度に咲き誇る桜の花にふたりの夢を重ねて見ます。

また桜が咲いていない季節であっても、毎日「あなた」のことを想っていると歌うのです。

若い頃の恋愛は激しく深い感情を伴うものになりがち。

日頃から考えることは「あなた」のことばかりになってしまう。

リスナーにとってもこうした気持ちはよく分かるはずです。

思春期の恋愛に対する熱狂は麻疹のように続きます。

この恋愛が一過性のものであるか、一生のものになるかは人それぞれです。

この歌詞の中では「私」は一生のものにしようと強く願っています。

誰かをこれ程好きになったことがない「私」にとって目の前の愛は永遠のものだと思えてきました。

歌詞も曲もここで終わります。

ふたりの夢が花開くことを願って曲が終わるのです。

この先の「私」と「あなた」の未来がどうなったのかはリスナーの解釈に任されます。

ｍiwaはデビュー時から歌詞について多少の誤解を生んでもリスナーの解釈に委ねる人です。

歌詞の先の世界を想像することについてはさらに自由にリスナーの空想に任せるでしょう。

この先の「私」と「あなた」の恋の行方を思い描いてみるのもこの曲の楽しみ方のひとつです。

「めぐろ川」は「私の原点」というmiwa。

この曲はシングルのカップリング曲ですがアルバム「guitarissimo」ではストリングス・アレンジで再録。

さらに後のベスト盤「miwa THE BEST」にオリジナル・ヴァージョンを再録します。

miwaにとって「めぐろ川」は特別な歌なのです。

ひょっとしたら歌詞の中にいくらか自分自身の経験を織り交ぜているのかもしれません。

「めぐろ川」の発表からかなりの年月を経ました。

もう「私」と「あなた」は幸せな再会をして結ばれているかもしれません。

クライマックスの歌詞にmiwaがふたりの未来への希望を託した辺りも聴き逃したくないです。

若い恋は一途で素晴らしいなと思わせてくれる名曲「めぐろ川」。

こんな名曲をご紹介できて嬉しいです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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