世界を滅ぼすに価する その温もりは
二人になれなかった 孤独と孤独では
道すがら何があった? 傷ついて笑うその癖は
そんなに悲しむことなんて無かったのにな
心さえなかったなら
出典: http://j-lyric.net/artist/a052b38/l03e474.html
季節は次々死んでいく
「季節は次々死んでいく」は、2015年2月に1枚目のシングルとして発売されました。それまでアルバム・ミニアルバム単位で作品を発表していたamazarashiにとって、これが初のシングルリリースとなりました。
アニメ『東京喰種トーキョーグール√A』の主題歌として話題になった曲です。次々に流れていく時間の中で、過去に別れを告げて未来へと歩み始めるような希望の見える歌詞が特徴となっています。
拝啓 忌まわしき過去に告ぐ 絶縁の詩
最低な日々の 最悪な夢の 残骸を捨てては行けず ここで息絶えようと
後世 花は咲き君に伝う 変遷の詩
苦悩にまみれて 嘆き悲しみ それでも途絶えぬ歌に 陽は射さずとも
出典: http://j-lyric.net/artist/a052b38/l034bcd.html
amazarashiのおすすめアルバムは?
これまで多数発表されているamazarashiの作品の中から、これからamazarashiの音楽を聴いていきたい人におすすめする2作を紹介します。
千年幸福論
「千年幸福論」は、2011年11月に発売されたamazarashiのファーストアルバムです。
前述した「空っぽの空に潰される」や、「古いSF映画」など初期の代表曲が多く収録されています。
全体的に癖の少ない曲が多く、ディープなamazarashiの世界観への入り口としてぴったりの作品でしょう。
世界収束二一一六
「世界収束二一一六」は、2016年2月に発売された3rdアルバムです。
おそらくamazarashiの曲の中で最も有名な「季節は次々死んでいく」や、アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」の主題歌となった「スピードと摩擦」などが収録されています。
ロックにとらわれないamazarashiの多彩な表現が見られるトリッキーな1作です。
まとめ
巧みな言葉の表現で感情を揺さぶってくるamazarashiの曲の数々。そんな曲を書き続ける秋田ひろむは、ロックバンドのフロントマンというよりは「詩人」という印象を感じさせます。
聴く人に「生きる」ということについてテーマを投げかけ続ける彼らの楽曲は、一度触れたら記憶から離れない名曲ばかりです。是非一度、その世界観を感じてみてください。
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