【EXILE SHOKICHI/Futen Boyz】歌詞&曲名に込められた意味とは？映画を表現？！

今更説明不要かとは思いますが...。

”in the house”とはヒップホップで多用されるスラング。

「俺たち、登場！」的な意味で古くから使用されていますね。

最近では”in the building”の言い方の方が一般的でしょうか？

要するに「Futen Boyz、見参！」という意味ですね。

そして”ハレルヤ”は”主よ、讃えたまえ”というキリスト教の用語。

「Futen Boyz」がクリスチャンというわけではないでしょう。

「Futen Boyz、見参！皆ありがたく思え！」というニュアンスでしょうね。

さらに”ジャンポーネ”とついに国民に語りかけました。

彼らの目指すスケールはそのくらい大きいのです。

「そうなの？」という声が聞こえてきましたね...。

確かにちょっと抜けててコミカルな役回りかもしれません。

しかしDTCの3人に共通するのはピュアな心。

みんなから愛されるキャラだからこそスピンオフとはいえ主役に抜擢されたのです。

SHOKICHIも作詞の初期段階で出てきたフレーズが”純情 Futen Boyz”。

とにかくシリーズを見た方は納得ですよね？

大きな夢を抱く「Futen Boyz」の熱い気持ちは臨界点ギリギリ。

でもその夢を叶えるために他人を蹴落とすような生き方は無理です。

ダメな奴といわれても魂を売るのは「Futen Boyz」の美学に反するから。

人生の美学を貫き通すために地べたも這いつくばって生きてきた。

負け犬って笑うやつもたくさんいた。

でも気にしないよ。俺たちは偉大な「Futen Boyz」なんだ。

とても強い心を持っているであろう彼らの生き様が短い歌詞に表現されています。

しかし強い心を持っていても悔しさに泣いた夜もあるのでしょう。

だからパーティーでは羽目を外すまで盛り上がるのではないでしょうか？

EXILEのメンバーだって最初から華やかな世界で生きてきたわけではありません。

長い下積み。納得のいかないパフォーマンスに泣いた夜。

人知れずトレーニングに励む日々、だけどファンの前では強く優しいEXILEでいなければいけません。

「High&LOW」におけるDTCのキャラも「Futen Boyz」もLDHの素顔を映し出しているのでは？

手拍子に合わせて輪になって歌おうぜ。

みんなと出会えたから今日という素晴らしい1日があるんだ。

楽しいな。もう笑いが止まらないよ。

せっかくこの世に生を受けたから。

今日というこの瞬間をみんなで祝福しよう！

「Futen Boyz」はこんな喜びに満ちた歌詞で締めくくられます。

DTCのキャラクターをイメージして作られた歌詞と曲名。

しかし彼らの自由な姿はどこか象徴的ではないでしょうか？

現代の一般的な人生観で彼らは「負け組」と位置付けられてしまうかもしれません。

しかし人生とはそんな表面的な勝ち負けが全てなのでしょうか？

だって彼らの姿は人生を大いに楽しんでいるようにしか見えません。

幸せの形はそれぞれ異なります。

「Futen Boyz」の生き様は人生における1つの可能性を提示したのではないでしょうか。

一度きりの人生、悔いのないよう自分だけの幸せを見つけてみませんか？

2018年に立ち上げたばかりの「KOMA DOGG」はレーベル兼SHOKICHIの新しいプロジェクトです。

あくまでLDH内でのプロジェクトであり彼が独立するという意思ではありません。

「KOMA DOGG」はLDHに新しい音楽性を取り入れるための1つの実験の場。

実際にSHOKICHIはEXILEでもPKCZ(R)でも常に斬新なアイディアを提案してきました。

更なる音楽性の高みを追及するため時には畑違いと思われるアーティストとも自由に活動するのです。

実際に「KOMA DOGG」に招聘したのは新世代の天才ラッパーSALU。

そしてレーベル第1弾シングルとしてリリースされたのが！

「Good Vibes Only feat.JP THE WAVY,EXILE SHOKICHI」です。

異例のストリートヒットとなった「Cho Wavy De Gomenne」。

渋谷の路上をジャックしたJP THE WAVYとSHOKICHIの絡みを予想できたでしょうか？

この自由な発想が今後のEXILEの音楽性に多様性を持たせることは間違いないでしょう。