SHOKICHIの音楽
ボーターレスでハイブリッドな音楽とは?
R&B、ヒップホップ、などの曲を作っているイメージの強いSHOKICHIですが音楽に目覚めた入口はロックバンドで、中学生の時にLUNE SEAのライブを見て衝撃を受け、そこから音楽活動を始めたそうです。
ところが、地元ではバンドメンバーを揃えることが難しく、バンドでの音楽活動は頓挫してしまいました。
その後、アンダーグラウンドの音楽を愛する仲間と出会い、一緒にクラブなどで音楽活動を始めます。
そのためSHOKICHIの作る楽曲はアンダーグラウンド発祥の音楽であっても、どこかロックやポップスに近い馴染みやすく、親しみやすい曲になっているように感じます。
またSHOKICHIは「〇〇のテイストを取り入れた〇〇」と、ジャンルの異なる音楽を掛け合わせることを得意としています。
このようにして生まれた音楽はまさにボーダーレスでハイブリッドな音楽。
近いうちに日本の音楽シーンに新たな風を巻き起こすことになるかもしれませんね。
「Anytime」どんな曲?
feat. CRAZY BOYとは?
2015年に発売されたSHOKICHIのソロシングル「Don't Stop the Music」のカップリング曲です。
「Anytime feat. CRAZY BOY」となっていて、ラップ部分はCRAZY BOYが担当しています。
CRAZY BOYは三代目J Soul BrothersのELLY。
三代目J Soul Brothersでパフォーマーとして活動する時はELLYですが、ラッパーとして活動する時にはCRAZY BOYを名乗っています。
グループでの活動名とソロで別ジャンルで活動する時の名義を変えることは、最近のアーティストに良く見られますね。
名前を変えることで気持ちの切り替えがしやすいのでしょうか?
ELLYはその顔立ちから想像できるようにアメリカ人の父と日本人の母のハーフです。
育ちは日本のようですが、お父さんとは英語で会話していたのでしょうか?
英語の発音がネイティブのようで最高にクールなラップを刻んでいます。
SHOKICHIの遊び心から生まれた曲
「Anytime」は当初、SHOKICHIが遊びで作った音楽だったといいます。
SHOKICHIが自宅で、気の置けない友人のNAKKIDと曲を作っていたら面白い曲が出来上がったので、ELLYを呼んでラップを入れて完成させたこの曲。
程よく力が抜けていて、聴けばリラックスできる、そんな曲に仕上がっています。
「Anytime」を収録したアルバム
SHOKICHIのすべてが詰まったソロファーストアルバム
「Anytime」が収録されているのはSHOKICHIのソロシングル「 Don't Stop the Music」と、SHOKICHIのソロファーストアルバム「THE FUTURE」です。
こちらは全17曲全ての曲の作詞をSHOKICHIが担当していて、製作に2年もの月日をかけ完成されたSHOKICHI渾身の作品になっています。
バラード、HIPHOP、ポップスとなんでもありのこのアルバムを聴けば、SHOKICHIのマルチな才能と様々な魅力を存分に味わうことができます。
SHOKICHIのファンなら必ず押さえておきたいアルバムですね。
また、DVDにはアルバムの中から5曲のMVと、EXILEメンバーがSHOKICHIを語るインタビューも収録されています。
「Anytime」の歌詞
好きな女の子の前ではいつも恰好良くいたい
タイトルの「Anytime」は日本語で「いつも」という意味。
この曲は好きな子の前でいつも恰好良くいたいという男の子の心情を歌っています。
どのシーンでも抜けない Fashion は当然
聞かせるのはGood music
Baby キミの前では I wanna be perfect
そうさ All night long
出典: Anytime/作詞:SHOKICHI,CRAZY BOY 作曲:NAKKID,SHOKICHI
Anytimeの歌詞のこの部分は好きな子の前で恰好つけたい男の子の心情が書かれています。
イケてるファッションでキメて、イケてる音楽をこなれた感じでかけたい、好きな子のまえでは完璧にクールでいたいのが男の子ですよね。
「 I wanna be perfect」は「完璧になりたい」「All night long」は「一晩中」です。