”笑う門には福来る”という言葉があるように、まさにここではそんなことを伝えてくれています。

辛くて汚くて、しんどい社会に染まってしまうと、笑うことすら忘れてしまいがち。

したくもない駆け引きや、人の顔色をうかがった行動にはうんざりです。

細かい事は気にしないで、笑顔でいれば福来る!

そんな前向きなメッセージではないでしょうか。

どんな逆境であっても、笑顔を絶やさない人っていると思います。

自分が辛くても、人に対して笑顔を振りまいて人を暖かい気持ちにする人。

そんな人にはやっぱりなんだかんだ、幸せって寄ってくるものではないでしょうか。

人に優しくしたらいつかそれが自分に返ってくるように、笑顔も伝染していくものだと思います。

いつもネガティブ思考で文句や批判しかしない人には、”良い気”って寄っていかないものです。

作詞をした遊助には、それがきっとわかっているのでしょう。

彼自身もいつもニコニコしてお茶の間に愛されるのにはそんな理由もありそうです。

生まれた頃のように

笑えや笑え 考えても答えねぇ
生まれた頃 思い出せ
あんたも周りも 笑ってた ワハハ… ガハハ…

出典: 一笑懸命/作詞:遊助 作曲:河田総一郎(Soulife),遊助

頭であれこれ考えたって出ない答えだってある。

確かにそうですね。

そして私たちはみんな生まれてきたときに、周りの人を笑顔にしたはずです。

泣いて生まれた私たちは、笑って迎えられたのです。

そんな風に生まれた時のことを考えることってあまりないですが、言われてみたらその通り。

どこか純粋な気持ちを持っている彼だからこそ、この詩が書けたような気がします。

”たたただ、心から笑う。”

簡単そうで難しい事が出来たら、私たちはもっと楽に生きられるのかもしれません。

誰だって傷つくけど、笑顔で吹き飛ばせ

今 抱えてる 荷物を置いて
今 着飾る 衣服など脱いで
過去の傷など 誰でもあるぜ
まだ痛むなら 泣き笑え

笑われても胸張れ 少なくとも笑顔にさせた
生まれた頃 思い出せ
あんたも周りも 笑ってた ワハハ… ガハハ…

出典: 一笑懸命/作詞:遊助 作曲:河田総一郎(Soulife),遊助

どんな生き方をしている人だって何かしらの傷を負っていたりします。

いちいちそんなことを人には言わないけれど、誰にだってあるもの。

ここでは”みんな同じなんだよ”という共感を伝えています。

傷ついた時って、意外と独りよがりになってしまい自分を悲観してしまいがち。

でもそんな時こそ、笑顔が最良のパワーになるのかもしれません。

背負っている重いものを下ろし、自分をよく見せようと付けている鎧を脱ぎ捨てよう。

そんな解釈ができます。

自然体で心から笑えることが、精神にも肉体にもエネルギーを満ち溢れさせてくれるのかもしれませんね。

そして筆者が一番好きな歌詞が5行目の歌詞です。

これってすごく前向きな発想の転換ではないでしょうか。

誰かに笑われるって、一般的には馬鹿にされたって感じてしまうと思います。

しかし彼は、”笑われたけど、その人を笑顔にできたから、まいっか。"

そんなふうに捉えることができる人。

屈託のない笑顔でそういう遊助の笑顔が目に浮かぶようです。

何のために生きているか?

何のために生まれたか? 何のために生きるのか?
分からないから生きるのさ
生きてるうちに分かるのさ

出典: 一笑懸命/作詞:遊助 作曲:河田総一郎(Soulife),遊助

ここでは遊助が思う「生きる意味」を伝えています。

一度くらいは何のために生きているんだろう…と思うことがあるのではないでしょうか。

生きるってどういうことなのか。

それは私たちの永遠のテーマだったりします。

そして十人十色で考え方も本当に人それぞれ。

自分なりの生きる意味についてすでに答えを見つけているひともいるでしょう。

そんなことを考えることなく必死に生きている人もいるでしょう。

考えても正解なんてありません。

それはどう解釈して自分の人生を全うするかによるからです。

考えても答えの出ないことに時間や労力を割く必要もないのです。

答えがでないことを考えて悶々とするくらいなら、笑って歌って踊った方がいい!

この歌詞は、一貫してそんなことを伝えてくれる歌詞だと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

遊助が伝える「生きること」「生きる意味」が十分に伝わったのではないでしょうか。

うまくいかないことがあってうつむいたとしても、顔を上げて笑いましょう。

笑顔は最良のパワーです。

そして、”笑う門には福来る”です!

生きる意味を考えながら生きていくより、どう生きたら楽しいか、幸せか。

そんなことに気が付かせてくれる歌詞だったのではないでしょうか。

彼らしい前向きで明るい思いが伝わり、心が優しくなるようでした。

明日からの皆さんの毎日、ちょっとだけこの楽曲の意味を覚えていてくれたら嬉しいです。

遊助はこれまでにも多くの楽曲を発表してきています。

そんな彼の曲をもう少し違う角度から掘り下げてみるのも面白いですよ♪

最後にOTOKAKEで紹介されている記事をいくつか紹介させていただきます。

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遊助【一笑懸命】歌詞の意味を徹底解説!生きる意味…知りたいあなたもご一緒に♪笑う門には福来る…はずの画像

「全部好き。」は遊助が伝える「」の歌。

ストレートな気持ちを分かりやすく表現していて、素直に聴き入ることができます。

歌詞解釈もあるので、曲は知っているけど意味を考えたことのない方にも楽しんでいただけます。

いつも直球勝負の遊助。今回は、真っ直ぐに愛を伝えた「全部好き。」をご紹介していきます!歌詞の解釈をしながら、PVも一緒にご紹介していきますので、併せてチェックしていきましょう!