sumikaというバンドについて

神奈川県出身のメンバー4人組によるロックバンドsumika。2013年に結成後、若い女性層を中心に人気を集めている今注目のロックバンドです。

sumikaの音楽は、ポップミュージックのライトなメロディにおしゃれなグルーブとキーボードが加わった、独自のバンドサウンドによって構成されています。

どちらかというと、ロック色の強いバンドではないかもしれません。

しかし、爽やかな音楽性や描写力の高い歌詞、楽曲によって様々な表情を見せてくれる、多面性が楽しめるバンドです。

楽曲によって、ロックになったり、ポップになったり…。1枚のアルバムの中でも、ガラッと雰囲気の変わる曲がたくさん入っていて、バラエティに富んだカラーを持っているんですね。

ライブツアーの開催をはじめ、対バンライブフェス、学園祭への出演など、様々なライブステージで精力的な活動を展開しています。

活動内容も多岐にわたっており、雑誌の連載やラジオ番組を持っていたり、2018年にはファンクラブを発足するなど、マルチな活動を広げています。

メンバー構成

ドラム:荒井智之(写真左)
キーボード/コーラス:小川貴之(写真中央左)
ギター/ボーカル:片岡健太(写真中央右)
ギター/コーラス:黒田隼之介(写真右)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Sumika


筆者の思う、sumikaの魅力


筆者が感じる、sumikaの魅力について少しお話しします。

彼らの活動の中で、ユニークな試みがありました。それは発売するCDの価格を購入者が決める”価格自由設定”でCDを販売するというもの。これは、過去に3度も行われています。

こういった試みは、sumikaなりの”美学”に基づいた挑戦です。

新しい企画を発表する度、そこに至った経緯や考えをYoutubeなどでファンに対して発信しており、音楽に対して強い信念を持って活動しているバンドだなと感じられます。

ファンクラブ発足時にsumikaが語っていたのは、”過程を大事にしたい”という気持ちでした。

「CDやライブというのは、あくまで着地点。そこももちろん大事だけれど、そこに至るまでの試行錯誤や紆余曲折を経てきた過程も大事だと思う。」

動画では、こう語っていました。私たちファンが触れられるのって、バンドのほんの一部分でしかないんですよね。それこそ、完成形、着地点であるCDやライブといった場のみ。

そこに至るまでには、メンバーやスタッフチームの、たくさんの過程があってようやく完成にたどり着くんですよね。

sumikaは、その過程を知ってもらうことでよりライブやCDを楽しめるようになる、と考えているようです。

彼らが自分たちの音楽について、日々試行錯誤しながら活動している様子が垣間見られるのはファンにとっても新鮮ですし、過程を知っているからこそ感じられる重みなどもあると思います。

sumikaは完成したものを見せるという一般的なアプローチだけでなく、「自分たちの音楽をより楽しんでもらう為の手段」を試行錯誤しながら音楽活動をしています。

「ファンを置き去りにしない、一緒に歩んでいく」ということを意識した活動が多く、本当にファンを大事に思ってくれているんだなぁと、筆者は常々感じています。

音楽だけじゃない、sumikaの人柄の良さも魅力のひとつですね。

「MAGIC」

今回ご紹介する楽曲「MAGIC」。軽快なリズムと元気が湧いてくる歌詞が魅力の1曲。

Youtubeでの再生回数も300万を超え(2018年2月時点)、sumikaの楽曲の中でも人気のあるナンバーとなっています。

MV歌詞も注目ポイントがたくさんある楽曲ですので、それぞれご紹介していきます!

PVに注目!

sumikaが歌う「応援歌」

「MAGIC」という曲を一言で表すなら、「応援歌」だと筆者は思います。筆者は日々、この楽曲に応援されています(笑)

「無理だよ、自信ないよ…」とトボトボ歩いていた女の子が、あるベンチで古いウォークマンを見つけます。

そのウォークマンを再生してみると「MAGIC」がかかりはじめます。最初は暗い表情で俯いていた女の子が、曲を聴いているうちにだんだん笑顔が見られるようになります。

はじめはセピアカラーだった世界も、だんだんとカラフルに彩られていき、視覚的にも明るくなっていきます。

ダンサーに囲まれながら、最初は戸惑いがちだった女の子も曲が進むにつれ元気よく踊りだし、終盤ではたくさんのエキストラとダンスをしています。

sumikaのメンバーが女の子に魔法をかけたように、曲が終わる頃には別人のように晴れやかな表情になりました。

「MAGIC」を聴くと、まるで自分がこの女の子になって魔法にかけられたような気分になります。「できるかも」なんて気分にさせてくれます。

見た目にも綺麗ですし、聴いて楽しい見て楽しい!盛りだくさんな1曲ですね。 

主演の女の子は?

A post shared by 村田倫子 (@rinco1023) on


PVで主演の女の子を演じたのは、モデルの村田倫子さんです。

自身のTwitterやInstagramで、「大好きなバンドsumikaのMVに出演させていただきました!」と報告されています♪

PV中では、シックな眼鏡姿から華やかなドレス姿を披露しています。どちらもとっても可愛くて癒されます…。

A post shared by 村田倫子 (@rinco1023) on


うしろのダンサーはみんなファン!?

PVの終盤でバックで踊っている総勢100名のエキストラは、実際のsumikaのファンのみなさんです。

レトロな装いに身を包んだメンバー含むエキストラが踊る様子は圧巻ですね。くぅ~…ッ!筆者も参加したかった!!(笑)

ご覧になっている方の中で、こちらのエキストラとして参加された方もいらっしゃるのでしょうか?とっても…とってもうらやましいです!!(笑)