【Hey! Say! JUMP（せんせーションズ）/殺せんせーションズ】歌詞をまじめに解釈！！

「殺せんせーションズ」はHey! Say! JUMPの9人が歌う2015年リリースのシングル。

Hey! Say! JUMPは「Hey! Say! 7」と「Hey! Say! BEST」に分かれていますが、この曲は9人全員が参加しています。

ただし殺せんせープロデュースなので、今回はHey! Say! JUMPではなく「せんせーションズ」です。

この記事でも、「せんせーションズ」というユニット名でご紹介致します。

そんな「殺せんせーションズ」ですが、大人気漫画が原作の映画主題歌ということで当時話題になりました。

それを証明するように、発売週はオリコンチャートのDVDランキングで1位を獲得！

1番とラストのサビだけですが、MVも配信されています。

「ハイパーポップミュージック」と呼ばれるアップチューンな曲。

さらに殺せんせーのぬるぬるした動きを取り入れたダンスも必見です！

今回はこの「殺せんせーションズ」の歌詞をまじめに考えてみましょう。

まじめにってどういうことかって？

「殺せんせーションズ」は、コメディでちょっぴり感覚的な歌詞なのです。

ですから、できるだけ具体的に分かりやすく…かつ冷静に考えていきたいと思います。

もちろん「暗殺教室」らしく、明るさも忘れませんよ！

「殺せんせーションズ」は実写映画版「暗殺教室」の主題歌。

同タイトルの漫画が原作で、大変話題になった作品です。

アニメ化も2クールでされました。

タイトルが「暗殺教室」なので、大変シリアスでグロテスクな物語なのかと思いきや…全くそんなことありません！

むしろコメディです。

実は筆者も少し敬遠していたところもあったのですが、観てみたら爆笑必至で大変でした。

もちろん、殺せんせーが地球を破壊してしまう存在なのでところどころシリアスな面はあります。

しかし、それも含めて軽いノリで観られちゃうのです。

「殺せんせーションズ」の歌詞も、「暗殺教室」の世界観をそのまま表しています。

というわけで、「暗殺教室」のストーリーと一緒に歌詞を見ていきましょう。

大変高い偏差値を誇る中学校の落ちこぼれクラス「E組」に突然やってきた謎の黄色い生物。

彼は「殺せんせー」と名乗り、月を半壊させる恐ろしい力を持っていました。

さらに殺せんせーは「来年3月までに自分を暗殺できなければ、地球を破壊する」ことを予告します。

地球と暗殺賞金100億円をかけて暗殺任務に取り組むE組でしたが、殺せんせーは簡単に暗殺させてくれる筈もなく…。

しかし、殺せんせーの行動は絶望的な日々をおくるE組の生徒たちを前向きに変えることになるのでした。

「殺せんせーションズ」の歌詞は、そんな光射す変遷を巧みに表現しています。

出だしは映画「暗殺教室」の主人公の一人・潮田渚役の山田涼介がセンターで始まります。

落ちこぼれクラスとされる「E組」は、なんとも過酷な状況にいました。

劣悪な環境である旧校舎で勉強させられ、本校舎のエリート生徒や先生からもいじめが横行している状況。

作中では「エンドのE組」とまで呼ばれるほどの絶望的な立場に立たされていた時、殺せんせーがやってきます。

授業が分かりやすいだけでなく、暗殺を通して大切なものを教えてくれる殺せんせー。

おかげでE組の皆は希望を取り戻すのでした。

まさに「変わっていく」状態。

イマジネーションは「想像」、マイセルフは「自分自身」を意味する英語です。

そして次にエヴォリューションは「進化」、マイブレインが「自分の脳」。

殺せんせーに向けて銃を向けている状況でしょうか。

人は分からないと投げ出しかけた時、ひらめきが浮かぶものです。

それと同じように、マッハ20で動く殺せんせーを暗殺するアイデアが浮かんだのかもしれません。

いくらアイデアが浮かんだといっても、殺せんせーの動きはさらにその上を行きます。

攻撃なんて全く当たらない。

マッハ20で動くので当然ではあるのですが…。

殺せんせー暗殺の日々は、楽しいけれど大変でしょうね。

1行目の後半は、対先生用物質の弾を詰め込んだ銃をぶっ放すことでしょうか。

暗殺計画を実行するにも、クラス皆でしっかり準備しなければなりません。

「暗殺教室」ではとんでもなく大掛かりな暗殺も登場します。

まさに「前人未到」。

ですが、きっと殺せんせーはそれすらかわしてしまうのでしょう。