歌詞を読めば読むほど、「Glorious days」は応援歌ではないように思えてきます。
応援するというよりは、「君には元々這い上がれるだけの力がある」と諭しているかのようです。
「どうせ自分はダメなんだ」というネガティブな考えだと、「自分ではどうにもできない」と考えてしまうもの。
「自分にはこの状況を打破する力がある」ということを忘れてしまいます。
その忘れてしまったこと・見逃してしまうものを思い出させるのが、この歌詞の真意ではないでしょうか。
「周りの声に流されず、自分の意思で動いてみよう」というのが、この歌詞の意味なのでしょう。
「Glorious days」は何が「栄光」?
タイトルの「Glorious days」は「栄光の日々」という意味ですが、歌詞に「栄光」らしさは感じません。
むしろ挫折というどん底のスタートで、栄光とは程遠いような気さえします。
GRANRODEOのお二人によれば、タイトルは前作のシングル「メモリーズ」から転じてつけたそうです。
こちらも『黒子のバスケ』のOPになりましたが、「メモリーズ」は「思い出」という意味。
その思い出が「あの頃は栄光の日々だった」と感じることから、次の曲が「Glorious days」になったのだとか。
この挫折と足掻いた日々もまた、「栄光の日々」なのかもしれません。
現在進行形で挫折していると、とても栄光なんて思えないでしょうね。
しかし後になって振り返ってみれば、「あの時の自分は凄く頑張っていたな」と輝いて見えてくるものです。
歌詞の通り這い上がれば、いつかタイトルの「栄光の日々」として昇華することでしょう。
前に進む勇気をくれる名曲
GRANRODEOの「Glorious days」の歌詞について解説しました。
背中を押してくれる応援歌とはまた違う、大切なことに気付かせてくれる曲です。
この曲はボーカル付きだとあまり印象に残らなくても、instrumentalでハマる人も多くいます。
メロディを堪能してから歌詞付きでもっと楽しめるのだとか。
色々な楽しみ方ができる曲でもあるのですね。
今困難に立ち向かっている人、挫折を味わっている人は是非聞いてみてください。
【変幻自在のマジカルスター/GRANRODEO】歌詞解説!オマージュ満載!アニメ「黒子のバスケ」OP - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
アニメ「黒子変幻のバスケ」の主題歌「変幻自在のマジカルスター」。恋愛要素があまりないストーリーながら曲は青春恋愛もの。シンガーソングライター岡村靖幸の歌詞をオマージュし、バスケットの要素が盛り込まれた歌詞は必見です。
「Glorious days」の歌詞で登場した、「変幻自在のマジカルスター」はこの記事で紹介しています。
意外にもラブソング色が強い歌詞で、どんな形で「黒子のバスケ」と繋がるのか気になるところです。
さらにオマージュ満載の歌詞とのことですが、いったいどのあたりがオマージュなのでしょうか?
その答えは、記事を読んで探してみてくださいね。
【Can Do/GRANRODEO】◯◯の主題歌?!青春を表現した歌詞の魅力を紹介!PV&コードも♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
今や大人気の売れっ子声優の谷山紀章と、さまざまなバンドにメンバーとして属しながらも、多方面でギターに関する多くの役割を担っている飯塚昌明が組んだ、異色の最強ユニット・GRANRODEO(グランロデオ)。今回は、あの大人気アニメの主題歌にもなった「Can Do」について見ていきましょう。
もう一つ「Glorious days」で登場した、「Can Do」についてはこの記事から見られます。
こちらも挑戦する勇気をくれる、力強い歌詞です。
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