「90'S TOKYO BOYS」という曲を聴いて、Suchmosの「STAY TUNE」を思い出す人も多いのではないでしょうか。
Suchmosは同年代のバンドであり、金曜日の東京の人たちへの皮肉を歌った楽曲なので、似ている部分があります。
ですが「STAY TUNE」は他人のことを歌っているのに対して、「90'S TOKYO BOYS」は自分たちのことを歌っている歌なので、内容は全く違います。
全体的にスカッとしない 昨日の続きを終わらせたい
代田公園 眠いまま歩く 曲が書けるまで帰りたくない
とか言って ラインメッセージ 駅まであなた迎えに行く
今夜は何処かへ繰り出そう あいつの車乗せてもらう
出典: 90'S TOKYO BOYS/作詞:オカモトショウ 作曲:オカモトショウ,オカモトコウキ
頭の中がむしゃくしゃしているようで、睡魔もあってか、曲を書きたくても上手く頭が回っていないようです。
そんな気だるい気持ちは遊んで吹き飛ばそう、といったところでしょう。
友人を誘って夜通し遊ぶのです。
誰が作ったか知らないが遊び放題All night 眠らない City
切り上げるかどうかはいつも あなたの気まぐれにかかっている
ミラーボールの腐った匂い 大嫌いすぎて好きかもしれない
もう少しあなたを見ていたい 楽しそうな
出典: 90'S TOKYO BOYS/作詞:オカモトショウ 作曲:オカモトショウ,オカモトコウキ
東京という街は夜も眠らず、いつまでも娯楽を楽しめる街です。
遊びたいなら遊べばいいし、帰りたいなら帰ればいい。
そう思いながらクラブかどこかでお酒を飲んでいるのでしょう。
「ミラーボールの腐った匂い 大嫌いすぎて好きかもしれない」という歌詞は、酔っ払っていて何も言っているのかよく分かりません。
理性を捨てて素直に欲を出しているのでしょう。
酔っ払ったサビの歌詞
朝からワイン 気だるさで
貴方とキッス 酔っ払った
味のする Dance in the morning in the morning
目が覚めないまま Sweet sweet dreams
出典: 90'S TOKYO BOYS/作詞:オカモトショウ 作曲:オカモトショウ,オカモトコウキ
サビの歌詞ですが、酔っ払っているせいなのかどこまでが夢の話で、どこからが現実なのかイマイチ分かりません。
上手く解釈できないのですが、わざとそのようにすることで酔っ払っていることを表現したのでしょう。
「NO MORE MUSIC」をチェック!
1.90'S TOKYO BOYS
2.BEDROOM
3.BROTHER
4.NEKO
5.Cold Summer
6.NO MORE MUSIC
7.WENDY
8.時差
9.SAVE ME
10.Star Light
出典: OKAMOTO'S/90'S TOKYO BOYS
「90'S TOKYO BOYS」以外にも「NO MORE MUSIC」に収録されている曲を是非チェックしておきましょう。
「90'S TOKYO BOYS」から「BEDROOM」という流れがとても良いと思います。そのままの流れで聴いてもらいたいです。
また、又吉直樹さんが書いた小説で知られ、ドラマ化された「火花」の主題歌となった「BROTHER」も収録されています。
「NEKO」の脱力感のあるグルーブが堪らなく格好良いし、やっぱり「NO MORE MUSIC」も聴いてもらいたいし…と言っていてもキリがありません!
是非是非、アルバムを通して聴いて頂ければと思います。
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