夢だけを追いかけ続けていく僕たちは、サッカー以外の未来を考えていないようです。
何かを追いかけていく青春の1ページのように感じられます。
先のことは考えていなくても、夢だけは手離さない気持ちが綴られているのです。
なにがあってもがむしゃらに追いかけ続けていく、仲間との強い気持ちが感じとることができるでしょう。
遠いようで近い未来がどうなるのか、その答えは分かりません。
それでも、探していくことに意味があり、全力で見つけにいこうとする気持ちが綴られているのです。
仲間と目指す未来
未来への不安
生きていれば
辛い事の方が多いよ
楽しいのは一瞬だけど
それでもいいよ
忘れずに憶えていよう
僕らの一瞬を叫んで行こう
走れ走れ走れ
涙より早く
走れ走れ
君と夢見たその未来(さき)へ
出典: 本音/作詞:片岡健太 作曲:小川貴之
人生には楽しいことだけではなく、辛いことももちろんあります。
頑張っても認められない、評価されない、孤独だと肩を落としてしまうことがあるかもしれません。
その一方で、楽しいことをしていればあっという間に時間は過ぎ去ってしまうでしょう。
それでも、支え合った仲間たちの姿があることで前に進もうという気持ちになれるはずです。
1番では、今のサッカーに全力で向かっていっている心の変化が綴られていました。
2番の歌詞では、サッカーを通じてできた仲間たちや、未来への思いが示されています。
仲間たちと夢を見たあの日はけして無駄にならず、未来に繋がる架け橋となっているように感じられるでしょう。
心の成長
照れるような言葉だけど
「出会えて よかった」
言葉にして
「ありがとう ありがとう」
伝えたいよ
本音だから
出典: 本音/作詞:片岡健太 作曲:小川貴之
ここの歌詞も1番の歌詞にあった「大丈夫」が「ありがとう」になっています。
楽曲を通して、部活に青春を費やしてきた僕と仲間たちとの友情の物語が描かれてきました。
その中では、未来に向けて1歩ずつ全員で踏み出していく感情の変化が分かります。
それは心の成長を表しているように描かれているのです。
心が成長したからこそ、以前は言えなかった言葉も照れながらでも言えるようになったのかもしれません。
部活を通して出会った仲間が僕の心を大人に大きく近づけることができたのだと感じられます。
最後に
今回はsumikaの「本音」の歌詞を読み解きました。
夢を追いかけ続けていった中に少しずつ心の変化が現れていく姿に、高校生らしい青春が感じられます。
僕の成長だけでなく、仲間たちの気持ちや未来に向けての心の変化がヒシヒシと伝わってくるでしょう。
サッカーの応援曲ですが、これから羽ばたいていく少年少女たちも応援している力強くも温かい曲ではないでしょうか。
Sumikaの楽曲では心を打つような歌詞が印象的な楽曲が多くあります。
ドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』の主題歌に起用された「願い」もその1曲です。
こちらの記事では「願い」の歌詞を解説しています。
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メッセージ性が高く、印象的な楽曲の多いsumikaに今後も注目です!
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