誰かが放った「叫び」。
その「叫び」が「Help!」というものであったとき。
誰しもが自分の心の声が漏れたのではないかと疑います。
現実生活は過酷で厳しいです。
思わず「Help!」と叫びたくなる瞬間は誰にもあるはず。
現代社会の声なき声。
音声で再現されえなかった唸りや煩悶に言葉を授けた詩人・ジョン・レノン。
こういう辛いときには素直に「Help!」と叫ぶのだと教えてくれたのです。
ジョンの声でアナログ・オーディオやアナログ・ラジオが「Help!」と叫んだときに時代全体が揺れました。
その時代から既に半世紀が経ちますが数々のニュースの裏側から聴こえる声はやはり「Help!」です。
それは誰か他者の叫びでありながら私のものでもある。
それがジョンとビートルズが教えてくれたことです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
OTOKAKEで振り返るビートルズの歌詞
ジョンとポールの感性の違いにも注目
OTOKAKEはこれからビートルズの関連記事を充実させます。
今回は「Don't Let Me Down」と「Hello, Goodbaye」に迫ります。
2つの記事を読むとジョンとポールの感性の違いが透けて見えます。
ぜひご覧ください。
ビートルズ【Don't Let Me Down】歌詞を和訳して独自考察!ヨーコに捧げたラブソング? - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
「Don’t Let Me Down」は情熱的なラブ・ソングで愛ゆえの悲痛ささえ漂う名曲です。ジョン・レノンがヨーコへの痛々しいラブを裸のままで提出します。この曲の歌詞を和訳しながらジョンがヨーコへ抱いた偉大な愛を紐解いてゆきましょう。
ビートルズ【Hello, Goodbye】歌詞を和訳して解釈!単純な歌詞に込められた深い意味を紐解く - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
ビートルズの楽曲には「何でこうなるの?」と疑問を持ってしまう歌詞があります。中でも顕著なのが「Hello, Goodbye」です。ポールによる作詞作曲。しかし意外に深い哲学があるのが「Hello, Goodbye」なのです。歌詞を和訳して意味を探りましょう。
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