「Hot Stuff」は水原希子が出演のCM曲

【Hot Stuff/JUJU】歌詞に込められた意味とは...?『MAQuillAGE』CM曲!の画像

「Hot Stuff」は、2014年にリリースされたJUJUアルバム「DOOR」に収録されています。

同年に、資生堂の化粧品ブランド『MAQuillAGE』のCM曲として採用されたので、記憶にある読者もいるかも知れません。

こちらのCMには、今をときめくモデルの水原希子が出演したことでさらなる話題となりました。

水原希子は「Hot Stuff」の曲に合わせて登場し、『MAQuillAGE』のルージュをつけて気分上々。

外の世界を自由闊達に歩き、オシャレから得られる心の開放感を見事に演じました。

「Hot Stuff」はドナ・サマーの同名異曲

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内容は全く異なりますが、JUJUの「Hot Stuff」の同名曲として、ドナ・サマーのディスコナンバー「Hot Stuff」が存在します。

歌詞は女性を熱くさせる男性を求めたセクシーな内容。

1970-1980年代のディスコブームを象徴する1曲として有名です。

年代からすると、もしかしたらJUJUはドナ・サマーの「Hot Stuff」を幼少期に耳にしていたかもしれませんね。

同名ソングをリリースすれば、内容は違えど本家と比べられることは避けられません。

あえて同名にした点からは、JUJUのチャレンジャー精神大御所とも渡り合える名曲の自負が感じられます。

それでは、実際どんな曲になっているのか、PVを御覧ください!

「Hot Stuff」のPVと本人出演のライブ映像

女性ダンサー達はブラックの衣装に身を固めて登場します。

革のグローブボンテージコスチュームピンヒールとハードなファッションです。

目が隠れるほど前髪を長くしたボブヘアとピンクのルージュの組み合わせが、冷酷な小悪魔の雰囲気を作り出しています☆

ダンサー達は、イントロの時点では脚を垂直に上げて背中を床につけた状態。

そこから次第に起き上がり、サビでは立ち上がってのびやかなダンスをするようになります。

歌詞に合わせたジェスチャーのような振り付けで、秒刻みで振りが変わる激しいダンスでないところが、このPVの良いところです。

引き算の表現をすることで、逆に「Hot Stuff」のギターサウンドのかっこよさを引き立てています。

一方、こちらのライブバージョンでは、イントロの部分で手拍子を求めるJUJUの姿が見えます。

ディスコクイーンを意識したのか、キラキラのボディコンドレスに身を包んでいてゴージャスです☆

緑のレーザービームが放たれる中でバンドの熱気とファンの興奮は増していくばかり。

サビ部分では、頭上で手拍子をとるファンの姿が見られます。

やはりバンド演奏で見ると、ギタリストドラマーが曲を段階的に盛り上げていく様子が、立体感を伴って伝わってきます!

「Hot Stuff」は、JUJUとバンドとファンが三位一体となる曲と言えるでしょう。

次に、気になる歌詞を紹介していきます☆

「Hot Stuff」1番は女を武器に力強く生きる歌詞

本能で突き進めば無敵

【Hot Stuff/JUJU】歌詞に込められた意味とは...?『MAQuillAGE』CM曲!の画像

アスファルトを蹴りつけてく ヒールの音が響いたら
そう完全無敵 もう戦闘開始
カテゴリーとか 媚びないとか 普遍性は外せないとか
ぜんぶ本能決済 nothing can stop me もう

出典: Hot Stuff/作詞:JUJU・Kenji Tamai 作曲:Kenji Tamai ・Kengo Minamida

まずはAメロです。

アスファルトの敷き詰められた都会は過酷なまでの競争社会

うかうか油断していると、たちまち敗者になってしまいます。

そこでヒールの音を響かせることは、戦闘態勢であると同時に、自らの存在を周りに示すアピールでもあります。

また、多くの人は社会的な立場から、周囲からの視線を気にして生きるのが常です。

しかし、本能で生きればささいな概念は吹き飛んで行き、自分という強力な味方を手にします。

夢の実現を阻む障害は自然と消えていくことでしょう。

最強の女性の仕上げはルージュで

大胆不敵な 唇仕上げたら
ウインク合図に ドアを蹴飛ばせ

出典: Hot Stuff/作詞:JUJU・Kenji Tamai 作曲:Kenji Tamai ・Kengo Minamida

BメロではCMの内容とリンクする歌詞が出てきます。

女を完成させるキメの1手、それはルージュを引くことです。

相手を魅了する小悪魔なウインクで自信たっぷりな自分を演出し、私はやれると自意識に働きかけます。

そして、障壁となるドアを蹴り飛ばしたら、次なるステージへ向かうのです。

自身の魅力を存分に開花させよう