Ah 夜を越えて
闇を抜けて 迎えにいこう
光る朝も雨も虹も
今から全て 迎えにいくよ

出典: ファンファーレ/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太

出だしはサビメロから始まります。

」や「」を超えていこうといっていますね。

この歌詞の主人公は、現時点ではあまり明るい気分ではないのかもしれません。

でも「光る朝」や「」「」を迎えにいこうというポジティブな歌詞がその後に続きます。

朝の光や雨上がりの虹は、太陽が出ている時にしか見ることができません。

つまり、この歌詞の主人公は太陽の出ている場所(=明るい未来)に向かって歩き出そうとしているのでしょう。

ただ「雨」も迎えにいこうといっているので、涙するような出来事も含めて受け入れようとしているのかもしれません。

目を塞いで現実逃避をしていた主人公

暗い暗い暗い部屋を作って
目を塞げば気付かない
チクチクチクチク
心は傷まない

出典: ファンファーレ/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太

歌詞の主人公は、きっと何かに対して"見ないふり"をしていたのでしょう。

何に対して見ないふりをしていたのかは不明です。

自分の将来、人間関係、恋愛、自分を取り巻いている環境…。

目をそむけたくなるような出来事は人によって異なります。

そんな出来事をあえて無視して見ないようにしていれば、心が傷つくことは避けられます。

時には現実逃避することだって必要でしょう。

しかし、現実逃避をしているだけでは根本的な解決に繋がらないのです。

いつかは必ず向き合わないといけない時がやってきます。

「カーテン」や「光」が指す意味とは

眩しい眩しい光遮る
カーテン開くのは
他ならぬ僕だ
震えた僕の手だ

出典: ファンファーレ/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太

自分が気がついていないだけで、意外と身近なところに希望は転がっているものなのかもしれません。

しかし、現実世界に希望が見いだせないと感じてしまうことはよくあります。

その原因は、きっとその希望の光を遮るようなカーテン(=狭い視野やネガティブな心)にあるのではないでしょうか。

思いきってカーテンを開けば、見える景色がガラっと変わるかもしれません。

辛い現実さえも受け入れて、自分を変えていこう

知らなけりゃ良いことだと
逃げるのはもうやめ
醜さも不甲斐なさも
照らして飲み干したら
新しい自分だろう

出典: ファンファーレ/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太

時には直面したくないような現実を目の当たりにすることもあるでしょう。

カーテンで閉ざした暗くて何も見えない部屋ではなく、光が照らす世界で生きるのであれば、辛い現実だって目に入ります。

でも、そんな辛い現実さえも受け入れることができたのなら、今まで以上に強い自分になれるはず!

ここの部分では、そんな前向きなメッセージが込められているように感じられます。

マイナスな事さえも受け入れようとしている

Ah 夜を越えて
闇を抜けて 迎えにゆこう
傷の海も悩む森も厭わない
毒を飲んで

出典: ファンファーレ/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太

この歌詞の前半部分は先ほども登場したので、説明は割愛させてもらいます。

後半部分は「傷の海」「悩む森」「」といった不穏な空気が漂うワードのオンパレードです。

でも歌詞をよく読んでみるととてもポジティブな内容が書かれています。

傷ついたり悩んだりといったマイナスな事も受け入れようとしている様子が読み取れますね。

現実から目を背けないことが大切!

さあ夜を越えて
闇を抜けて 迎えにゆこう
光る朝に 目背けずに
今瞬きを繰り返すのさ

出典: ファンファーレ/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太

ここの部分も、前半の歌詞についてはすでに解説したので割愛させていただきます。

何もかもが明るみに出てしまう現実(=光る朝)と向き合うことは、時に辛さを覚えることでしょう。

しかし、そこから目を背けていては何も成長できないままです。

勇気を持って現実と向き合うことによって、大きな一歩を踏み出すことができます。

雨や泥濘を抜けた先に待っているものとは