少女は別の夢へ

こんなに月が 蒼い夜は
不思議なことが 起きるよ
愛することは 信じること
いつかその胸に抱かれ
眠った夢を見る

出典: 月のワルツ/作詞:湯川れい子 作曲:諫山実生

遠くにいる恋人のことを思って、少女は再び眠りにつきます。

歌詞3段目の様子から察するに、少女は貴方のことが心配だったのでしょう。

会えないことで、心も離れ離れになってしまわないか、毎晩気がかりに思っています。

しかし、夢で貴方に励まされたことによって、もうその心配はありません

貴方に抱かれながら眠ったことを思い出し、少女は再び別の夢の世界へと出かけていきます。

美しい絵とジャズな雰囲気

「みんなのうた」を見よう

「月のワルツ」にはアニメーションがついています。

絵本のような繊細なタッチと、夢のような不思議な世界観が特徴的です。

通常のMV作成は音楽を元に映像を作ってきますが、本曲は違います。

先にアニメーション部分が何パターンか作られ、その中の1つからイメージを引き出される形で曲が作られたという。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/月のワルツ

アニメーションを手掛けたのはいしづかあつこさん。

アニメ「ちはやふる」の絵コンテや、「ノーゲーム・ノーライフ」の監督をなさっている方です。

本曲はアニメをベースに作られていることもあって、映像と一緒に見ると曲への没入感が数段上がります

いしづかあつこさんの幻想的な世界は必見です。

LIVE映像

本曲は面白いことに、「みんなのうた」とLIVEで曲の雰囲気が変わります。

みんなのうたで使用されていたのは、オルゴール調の優しい音色でした。

しかし、LIVEではピアノとパーカッションが使われており、ジャジーな雰囲気となっています。

より大人びた世界観へと変貌しているので、興味のある方はこちらもおすすめです。

「月のワルツ」のまとめ

【諫山実生/月のワルツ】歌詞の意味を徹底解説!月の蒼い夜に何が起こる?確かな愛を求める心情を読み解くの画像

「月のワルツ」はいしづかあつこ×諫山実生から生まれた奇跡の曲といってもいいでしょう。

歌の世界観はまさに大人の童話。

少女のようなピュアな心と、現実世界の淋しさが夢の中で同居したような歌です。

そう思わせるのは、楽しげな歌詞に対して、メロディーから哀愁が漂っているからでしょう。

このギャップが何だか見てはいけない不思議な世界を覗き見している気分にさせてくれます。

他にも少し切ない恋愛ソングを聴きたい人は下の記事を要チェックです。

自分の汚れをすべて洗い流してくれるかのような澄んだ歌声と切なく胸を締め付けられる歌詞が話題を呼んでいる米津玄師さん。その3rdアルバム「Bremen」より筆者が大好きな曲ばかり集めてみました。全部良すぎるけどあえて5曲に厳選しました。必聴!!!!

この記事の一番初めの曲「メトロノーム」が失恋ソングとなっています。

一緒にいたかったのに、いつの間にかズレていた2人。

その様子をメトロノームに例えて、歌い上げています。

米津玄師さんの歌声と悲しげな歌詞が相まって、涙が誘われる一曲です。

Official髭男dismの「SWEET TWEET」は、歌詞もメロディーも心に響くと評判の楽曲です。 今回はその歌詞や、MVに登場するウワサの女の子について詳しくご紹介します。

こちらで歌われているテーマは、遠距離恋愛です。

Official髭男dism恋愛ソングが多いですが、これもその一曲でしょう。

会えない彼女のことを明るく歌っています。

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