過去の様々な出来事を振り返りつつ、歌詞の中に彼はとても深い意味を込めています。
高校生活という二度と戻らない限られた時間を思う存分楽しめない後輩たちに優しく寄り添うような歌詞です。
落ち込むしかない状況を前向きにとらえられるように方向転換してくれています。
それはこの楽曲の絶妙なメロディーと藤井風の温かい歌声が心に響くからなのでしょう。
人生を旅に例えて、青春だけではなく未来のことまでを描いています。
多くの人を共感させる歌詞ですね。
旅路=永遠
あーあ
これからまた色んな愛を受けとって
あなたに返すだろう
永遠なる光のなか
全てを愛すだろう
出典: 旅路/作詞:藤井風 作曲:藤井風
若いころは受け取るだけの一方方向だったかもしれない愛のことを語っています。
でも受け取り続けるには、こちら側も愛さなければそれは途絶えてしまうでしょう。
後々振りかえると自分が気づいていないだけで無意識に相手に愛が伝わっていることを気づかされるかもしれません。
そしてそのことを知るのはもしかしたらずっと後になるのでしょう。
ここでのあなたは1人だけに限定されず、自分がこれまで関わってきた、またはこれから関わる人すべてに当てはまります。
それは旅のようにこれからどんなことが起こってもずっと続いていくのかもしれません。
最後に
いかがでしたか?
今回は藤井風の「旅路」の歌詞について解説してきました。
過去を振り返りながらも未来に向かって進んでいくポジティブな気持ちが伝わってくる歌詞です。
生きていく環境が変わろうとも人と人の関わりはずっと変わりません。
昔の友人に会うとその頃の気持ちに戻るのは無意識に過去の思い出の中に潜り込んでいるからなのでしょう。
「旅路」という言葉に込めた「人生」はまだどこに進んでいくのかわかりません。
だからこそワクワクするし不安にもなります。
それでも進んでいくのはいつまでも旅をしていたいからなのかもしれません。
藤井風には他にも青春をテーマにした楽曲があります。
タイトルからも青春を感じる「青春病」という楽曲です。
仲間との絆を感じながらも青春に別れを告げるようなエモーショナルな内容になっています。
大人になってから青春を振りかえるのではなく、青春に別れを告げて大人になっていくようなニュアンスです。
藤井風【青春病】歌詞の意味を考察!青春に別れを告げるのはなぜ?ドドメ色と表現する青春に何があったのか - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
YouTube上で様々な楽曲のカバー動画を投稿していたところから人気に火が付いた藤井風。2019年に「何なんw」でデビューするとその後、様々なジャンルを吸収したオリジナリティのある楽曲で注目を浴びています。今回はそんな彼が2020年にリリースした「青春病」という楽曲の歌詞の意味を考察していきましょう。
こちらの記事では歌詞の内容を深掘りしています。
藤井風の世界観に吸い込まれるような楽曲を是非堪能してみてください。
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