気がついたら抜け出せない暗闇の中でもがくしかない「僕たち」。
脱出方法のわからない迷宮に迷い込んだダークファンタジーと捉えて珍しい雰囲気を味わえます。
ですがあえて現実と照らし合わせるなら、ある程度の道筋がわかっていた学生という身分から大人になり先の見えない社会に放り込まれた若者の苦悩、というところでしょうか。
向かう先のわからない迷宮に入り込んでしまった「僕たち」は、果たして周囲を照らしてくれる光に出会うことはできるのでしょうか。
通常盤
最後に通常盤です。
DVDが付いていない分、少し購入しやすい価格になっています。
収録されているのは以上6曲です。
2曲はカラオケバージョンなので実質4曲ですが、通常盤にしか収録されていない「ハダカ」と「Winter Love Song」は聴き逃せません。
ハダカ
たとえ声が枯れるとも
叫ぶ 踊る(yeah) ハダカでも
くしゃくしゃな顔 見せておくれよ
つまづいたなら立ち上がればいい
流した涙も笑ってるはずさ
出典: ハダカ/作詞:横山裕 作曲:渋谷すばる
「くしゃくしゃな顔」それが笑顔でも泣き顔でも、素直にそのままの表情や心を見せて欲しいと言っています。
例えつまずいたとしてもそこで終わりではありません。
立ち上がってまた歩きだせば良いのです。
そうすればきっと、また笑えるようになるはずでしょう。
Winter Love Song
最後の歌は甘い甘いラブソング、互いを想い合う2人の門出の歌です。
長い夜が明けたら
もう一度世界は白く染まるよ
君と出会って何度目の冬だろう
やがて目の前には雪が舞ってるよ
今もこうして変わらない二人は
笑い合ってるから
この先もずっと一緒に
白い街に高らかに鐘が鳴る
出典: Winter Love Song/作詞:葉山拓亮 作曲:葉山拓亮
何年も一緒に過ごしてきた2人が「この先もずっと一緒に~鐘が鳴る」という最後の部分で結婚式を挙げたということは想像に難くないですね。
それを踏まえると「もう一度世界は白く染まるよ」は単純に雪によって街が白くなるというだけではないのではないか、と考えられます。
白は何色にも染まっていない状態、物事の始まりを表す色です。
つまり、もう一度始まることを示唆しているのではないでしょうか。
前の始まりは2人の恋人としての始まり。
そして次の始まりは夫婦としての始まりです。
三者三様
三者三様の魅力に溢れたCDの収録内容ばかりを見てきましたが、もちろんファンにとってはDVDの内容も見過ごせないでしょう。
ギャップを楽しみたいなら初回限定盤A。
とにかくカッコ良さなら初回限定盤B。
優しく甘い雰囲気にも浸りたいなら通常盤、というところでしょうか。
もちろんどれも楽しみたいという人もいるでしょうね。
男臭い応援歌も甘いラブソングもダークなテイストの歌もちょっと変わった歌もストレートに優しい歌も、どんな歌でも歌ってしまう関ジャニ∞なので、これから先どんな歌を聴かせてくれるのかが楽しみです。
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