Eveってどんな人?
初めて「ナンセンス文学」のMVをみた時、その独特たる映像と歌詞、Eveという名前に一体何者!?と強く興味を掻き立てられました。
映像に出てくるキャラクターのように、きっとものすご~く怪しい人に違いない!そう思いながら彼のことをいろいろ調べていくと…。
どんどんそのイメージは剥がれ落ちてゆくのでした。
活動歴
今は活動休止となったeinie(アイニー)というバンドでのギターボーカルをしていた顔、
実店舗も展開している服飾関係のデザイナーという顔、
自作曲も着実に増やし活躍するシンガーソングライターとしての顔。
いろんな顔をもつ彼ですが、持ち味が違う6人のメンバーによる”Riot of color”というユニット活動からも彼のまた違う一面がみられそうです。
どの活動でも顔出しやプロフィール詳細を公開していないので、多くが謎に包まれてるんですよね。
明確なのは「男性」であり「1996年5月23日生まれ」だということだけ…、彼のことがもっと知りたいという人がたくさんいるのも無理はありませんね。
ですが、Eve本人はこういったことには触れないよう直接「詳細を質問してくるのはやめてください」と声を出しています。
色々とガセネタも多いようなので、「公開はしません」とはっきり公言することで混乱を避けているのかもしれませんね。
顔出しはしていないものの、二次元のイメージそのもの「かっこいいに違いない」と想像できる雰囲気が写真からみてとれます。
ナンセンス文学
2017年12月13日にリリースされたインディーズアルバム「文化」。
「ナンセンス文学」その2曲目に収録されています。
この曲、動画の再生回数が400万回突破している程の話題作!すごいです。
MVの動画制作はEve本人が”Mah”というイラストレーターにお願いしたようですが、元のイメージとなったものは実はEveさんの「夢」なんだとか。
一つ目の男
動画に出てくる黒ずくめの”一つ目男”、これはEveさんが夢で度々出会った人物らしいです。
そのラフ画をEveさん本人が描いて、Mahさんの独特のタッチでブラックユーモアたっぷりのキャラクターに仕上げてもらったそう。
謎めいた感じや切り貼りしたようなチグハグな展開、ドキっとするような不気味なエッセンスが、確かに夢に出てきそうな世界観。
MVには、少年と少女、そして黒づくめの男、その他不思議な生き物たちが登場します。
さて、これらの関係とは一体……。
今回はこの曲の歌詞に潜り込んで、私なりの解釈を探してみました。
独特のMVと歌詞は必見!
何度も繰り返しみてしまうようなMVと、繰り返し頭をよぎる歌詞。
彼の世界観の中毒になる人が続出しているらしいですよ!
臆病な僕ら
感情的にはなれない 今更臆病になって
研ぎ澄んだ言の刃 大事そう 抱え笑って
ドクドクドク ハイテンション
吸って吸って 吐き出せない
へそまがりなアンタに嫌気がさしていく
真昼のランデブー ビビディバビデブー
孤独の愛を 注いであげましょう
心が病んでく 僕らは今日
生まれ変わりましょう
出典: ナンセンス文学 /作詞:Eve 作曲:Eve
ここで登場するのは、感情を押し殺して臆病に縮こまる”アンタ”。
そんなアンタに、臆病な”僕”が手を差し伸べようとしています。
さて、”僕”と”アンタ”は一体どんな関係なのでしょうか?