実力派シンガーBoA

【JEWEL SONG/BoA】溢れる愛しさを歌う歌詞の意味を解釈!ドラマ『イヴのすべて』主題歌!の画像

世界を飛び回る、アクティブなディーバ

さて今回ご紹介するのはこの方。BoAです!

彼女が日本で鮮烈なデビューを飾ったのは2001年。もうそんな前になるのかー。

「鮮烈なデビュー」ってさらっと書きましたけど本当に鮮烈でして、よくわからんけど韓国からめっちゃかわいい歌手が来た!と大騒ぎになったのを覚えております。

ちなみに韓流ブームを大爆発させた「冬のソナタ」が日本で放送開始になったのは2003年ですから、それより2年早く日本デビューを果たしてたんですね。日本ではヨン様より先輩ですよ。

当然この頃はまだ「韓流ブーム」という概念はありませんでしたから、彼女がその火付け役になったのは間違いないわけです。

ちなみにこの一大ブームを起こした際、彼女はなんと14歳!中学生ですよ…

そのどこか幼い雰囲気からは想像できないほどのハイクオリティすぎるダンスと生歌で、度肝を抜かれた日本人が続出。

あの子は何者だ?!となったわけです。

MVをチェック!

【JEWEL SONG/BoA】溢れる愛しさを歌う歌詞の意味を解釈!ドラマ『イヴのすべて』主題歌!の画像

今回ピックアップする楽曲は「JEWEL SONG」。

BoAといえば「キレッキレのダンスミュージックをガンガンに踊る」みたいなイメージがあるかと思いますが、今回はスローテンポで壮大なバラード

これまでのBoAのイメージをいい意味で裏切る一曲に仕上がっています。この人ホント歌上手いんで、何でも歌いこなしちゃうんですよねぇ…

ちなみにこの楽曲は、MBC(韓国のテレビ局)で放送されたドラマイヴのすべて」の主題歌として起用されました。

このドラマ、実は日本のテレビ朝日系列でも放送されたんですが、それでも冬のソナタよりちょっと早く(冬のソナタはこの放送の翌年)正直、ブームには乗り切れず。

これ女子アナがドンパチやるドラマなんですけど(雑すぎる説明)、ブームだったらヒットしてたと思うんですよねー!内容面白いんですよー。

ちょい登場が早かったんですかね。乗り遅れ…というか一本早い波に乗っちゃったというか。面白いのになー。

主題歌となった「JEWEL SONG」は、楽曲としてはオリコン週間ランキング3位と好調な滑り出し!

ちょっと大人っぽくなったBoAの魅力が満載の一曲です。まずはMVをどうぞ!

伸びやかな歌声

日本でのデビュー曲「LISTEN TO MY HEART」よりも、さらに伸びやかになった歌声が印象的なバラードソング。

ダンスを一切封印し、歌声一本で聴かせているのがまた潔くて良いじゃないですか。

映像としては映画風のMVとなっております。過去を見守る現在の自分でしょうか。主演はBoAですね。

ブラウン管に映りこむタイプの映像も、ちょっと懐かしい感じですよ。この頃流行ってましたねぇ。ギリ岡崎体育にいじられずに済んでるラインですが。

そして、デビュー10周年のアニバーサリーで歌ったライブバージョンも!

めっちゃ上手くなってる…

いやもともと上手いんですけどね、やはり10年という年月の重みを感じますよね。

大人になったことで、より成熟した魅力が出てきているのもまた素敵じゃないですか。

歌詞をチェック!

【JEWEL SONG/BoA】溢れる愛しさを歌う歌詞の意味を解釈!ドラマ『イヴのすべて』主題歌!の画像

それでは歌詞も見ていきますよ。

「JEWEL SONG」の意味も一緒に紐解いていきましょう。

HEY DO YOU REMEMBER?ふたり出逢った
TIME GOES BY 季節と同じ匂いさ

まるで君は光のように
YOU'RE MY JEWEL 僕に微笑みかけてた

ふざけたり時には喧嘩もした
愛が何かもわからないで

YES DO YOU REMEMBER? やっと気づいた
JEWEL IN MY HEART 君に向かうこの気持ち

出典: JEWEL SONG/作詞:渡辺なつみ 作曲:原一博

ちょっと変わった構成ですが、A&Bメロがこちらですね。

JEWEL」が指すものは、モノとしての「宝石」ではなく、もっと目に見えないもの。

相手を想うキラキラした気持ちの比喩表現だったんですね。

そしてその「JEWEL」は一方的なものではなく、お互いが交換し合っていたもの。すれ違う時もあるけれど、お互いがお互いを想い合う気持ちが描かれています。

どんなふうに見つめたなら伝えられるだろう
その笑顔を幾つも知りたくて
迷いながら結びながら時を越えて DREAMS COME TRUE
いつの日にも君は永久(とわ)の輝き

出典: JEWEL SONG/作詞:渡辺なつみ 作曲:原一博

そしてサビがこちら。

溢れ出す気持ちを「輝き」という言葉に乗せて歌っています。

曲の盛り上がりともリンクしていて、思わずグッときちゃいますよね…!

収録CDはこちら!